鹿島アントラーズ鈴木優磨のPK水かけ行為に賛否!町田FW藤尾翔太との比較論も
2025年4月30日(水)10時48分 FOOTBALL TRIBE

鹿島アントラーズ所属FW鈴木優磨は、4月29日に行われた明治安田J1リーグ第13節の横浜FC戦で、ゴール直後の寝そべりパフォーマンスにより注目を集めているが、PK直前の水かけ行為でも話題に。町田ゼルビア所属FW藤尾翔太が2024シーズンに同様の行為に及んでいただけに、再びネット上で議論が白熱している。
鹿島は0-0で迎えた後半2分にPKを獲得。その直後、鈴木はゴールマウス側で給水ボトルに入っていた水をボールにかける。そのボールをチームメイトに渡そうとしたが、主審からの指示によりボールは交換されている。
ネット上では、鈴木がボールを濡らすシーンを捉えた画像が拡散。寝そべりパフォーマンスとともに、エンターテイメント性があるとして前向きに捉える声が挙がる一方、将来サッカー選手を目指す子供たちに悪影響を及ぼす可能性を懸念する意見も噴出。モラルの観点から問題視されているほか、鈴木本人が日本代表入りを目指いしていない可能性も指摘されている。
PK前にボールを濡らす行為は、2024年に一時話題に。藤尾がガンバ大阪戦や東京ヴェルディ戦で同行為に及んだほか、ジュビロ磐田戦では主審の指示により、ボールの交換を余儀なくされていた。この時も周囲から否定的な意見が挙がっていただけに、今回の鈴木の行為を巡っては、一部で藤尾が比較対象となっている。
なお、バルセロナ所属のブラジル代表FWラフィーニャは、4月19日に行われたラ・リーガのセルタ戦で、後半アディショナルタイムのPK前にボールを濡らし、PKを成功。チームを勝利に導いたが、スペイン紙『アス』は「反スポーツ的行為だ」と批判。現地のファンからも「不正行為だ」などと厳しい声が挙がっていた。