【陸上】ハイテクＡＣ元監督の中村宏之氏が死去 教え子の寺田明日香「楽しさ、時には難しさも教えて頂きました」
2025年4月30日（水）15時1分 スポーツ報知
亡くなった北海道ハイテクAC・中村宏之監督（右）と寺田明日香
陸上競技の名将で、北海道ハイテクＡＣ元監督の中村宏之氏が２９日、北海道北広島市内の病院で亡くなったことが分かった。７９歳だった。
恵庭北高、ハイテクＡＣ時代の教え子で、２１年東京五輪女子１００メートル障害代表の寺田明日香は「中学３年生の時に出会い、陸上競技への向き合い方、楽しさ、時には難しさも教えて頂きました。先生の下を離れ、久しぶりに再会した際、小言を言われた時に、私の動向を気にしてくださっていた事を知り、先生の不器用な愛情を感じました。また、年齢を重ねるにつれて先生が私にかけてくれていた期待や強い想いを理解できるようになった時に、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。文字通りの良い教え子にはなれなかったかもしれませんが、先生が持っていた陸上競技への熱意と愛情を少しでも受け継ぎ、次の世代へと引き継げるよう精進していきたいと思います。今だに私は良いコンディションの時に上手く走る事ができないので、天国から鼓舞してくださると嬉しいです！。心からご冥福をお祈り致します」とコメントした。
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