【広島】新井監督「我慢する時期」泥沼5連敗で勝率5割に逆戻り…関東では今季7戦7敗/一問一答
2025年4月30日(水)21時8分 スポーツ報知
8回、選手交代を告げた新井貴浩監督(カメラ・清水 武)
◆JERAセ・リーグ 巨人2—0広島(30日・東京ドーム)
広島は、今季5度目の完封負けで今季最長の5連敗となり、勝率5割に逆戻りした。
先発・大瀬良が、0—0の6回に2四球で2死一、二塁のピンチを背負い、増田陸の2点二塁打で均衡を破られた。6回2失点で今季2敗目。東京Dでは、18年4月15日を最後に、これで11戦白星なしの5連敗。打線も、今季は開幕から無失点を継続する巨人・山崎を攻略できず。2点を追う7回は1死から連打で一、二塁としたが、坂倉と堂林の代打2人が連続三振と意地を見せられなかった。
3、4月は12勝12敗1分け。貯金は最大で5まで増やしたが、22年以来の勝ち越しスタートを逃した。今季、関東3球場での試合は、これで7戦7敗と苦しい戦いが続く。
新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。
—大瀬良投手は
「うん、ナイスピッチングだったと思う。しっかりゲームをつくってくれたと思います」
—山崎投手に対して打線は
「んーまあチャンスはつくったけどね。まあさすが、今シーズンここまで1点も取られていないピッチャーだったかな。いいピッチングをされたな、というところかな」
—序盤は足を絡めて仕掛けた
「もちろん打って打っては厳しいピッチャー。まだ点を取られていないピッチャーだからね。そこは足を絡めながらとは思っていたけどね」
—打線の状態について
「そんなに底という感じはしないけどね。内容のいい打席の打者もいるし、そんなに悪いとは感じない」
—5連敗。どう打開を
「我慢する時期だと思うし、各自が今できることをしっかりやっていく、という感じかな」
—3、4月が終わった。1か月あまり戦ってみて
「1か月…1か月じゃ分からないけど、明日から5月か。今日はサク(坂倉)が代打で途中からマスクをかぶってね。ケガで離脱している選手も徐々に戻ってくると思うし、それまでに(今いる選手の)いいものを見たいなと思っています」