中日は代打・カリステが延長10回にサヨナラ犠飛 先発・大野雄大も粘投でチームの勝利につなげる
2025年4月30日(水)23時5分 スポーツニッポン
◇セ・リーグ 中日5—4阪神(2025年4月30日 バンテリンD)
中日は4—4の延長10回、1死一、三塁で代打・カリステが中犠飛。今季初のサヨナラ勝利を収めた。
「絶対に強い打球を打って、(三塁走者の)細川さんを還そうと思っていた」とカリステ。そんな劇的勝利を呼び込むべき奮闘したのが先発のベテラン・大野雄大だった。
初回1死から中野、森下に連打で1点を先制されたが、そこから熟練の投球を披露。球速100キロ台のスローカーブも交えた緩急あふれる投球で、14人連続でアウトに仕留めるなど立て直した。
2—1の六回無死一塁、打者・中野に2ボールとなった場面で降板。その後に逆転されて今季初白星はならなかったが、先発の役割は果たした。