7・19スーパーフライ級王座統一戦が実現 PFP6位のジェシー・ロドリゲスvs田中恒成撃破のカフ
2025年4月30日(水)13時34分 スポーツニッポン
プロボクシングWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国、帝拳)とWBO世界同級王者プメレレ・カフ(30=南アフリカ)による王座統一戦が7月19日、米テキサス州ダラス近郊のフリスコで行われると、米リング誌が29日に報じた。
21戦全勝14KOのサウスポー、ロドリゲスはリング誌選定のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で6位にランクインする軽量級のスター選手。帝拳プロモーションと契約して17年3月にプロデビューし、22年には英興行大手マッチルーム社とも契約を結んだ。
22年2月にカルロス・クアドラス(メキシコ)に判定勝ちしてWBC世界スーパーフライ級王座を獲得(防衛2)。フライ級に下げ、23年4月にクリスチャン・ゴンサレス(同)を破りWBO同級王座を獲得して2階級制覇を達成すると、同年12月にはIBF同級王者サニー・エドワーズ(英国)に9回TKO勝ちで王座統一に成功。スーパーフライ級に戻り、24年6月にフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)に7回KO勝ちして再びWBC同級王座を獲得と、ビッグネームを次々に撃破して評価を高めた。
14戦11勝8KO3分けのサウスポー、カフは昨年10月に東京・有明アリーナでWBO世界スーパーフライ級王者・田中恒成(畑中)に挑戦。不利の前評判を覆して2—1で判定勝ちし、世界王者となっていた。
スーパーフライ級では5月11日に4階級制覇の前WBA同級王者・井岡一翔(志成)が現王者フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)との再戦に挑むことが決まっている。