パドレス・ダルビッシュ有が今季初勝利!レッズ戦に5回3安打無失点で日米通算197勝をマーク
2024年5月1日(水)16時29分 ココカラネクスト
ダルビッシュは今季初勝利となった(C)Getty Images
首の張りで離脱していたパドレスのダルビッシュ有が4月30日(日本時間5月1日)本拠地でのレッズ戦に先発。5回3安打無失点、無四球3奪三振で今季初勝利を挙げた。
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14日のドジャース戦以来、16日ぶりの登板となったダルビッシュは、初回と2回を完璧に抑える最高の立ち上がりを見せると、3回は2死二、三塁のピンチを背負ったが、ここで相手の若き主砲エリー・デラクルスをフルカウントからスライダーで一ゴロに仕留め無失点で切り抜けた。
すると3回裏に味方のフェルナンド・タティスJr.が二塁打でチャンスを拡げ、ジェイク・クロネンワースの適時打で先制。点を奪ってもらった直後の4回は三者凡退に抑えるなど、終始ベテランらしい落ち着いた投球ぶりだった。
結局5回70球を投げ被安打3、3奪三振、与四球0、失点0と安定したピッチングで今季初勝利を飾った。
この試合では7回一死から4番手として松井裕樹も登板。1イニング3分の2をパーフェクトピッチングとし、ダルビッシュの復帰試合に花を添えた。
ダルビッシュは4月15日のドジャース戦後に首の張りを訴え、15日間の負傷者リスト入りしていたが、この日の最速は95・7マイル(約154・0キロ)と衰えぬ力を示した。
メジャー13年目、プロ20年目のベテラン右腕はあくなき探求心で自分の居場所を作ってきた。今季は同じナ・リーグ西地区のドジャースに移籍してきた大谷翔平との名勝負も話題を呼んでいる。まもなく迎えるであろう節目の日米通算200勝も楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]