FC東京復帰望む室屋成にハノーファー退団報道「今夏契約満了だが…」
2025年5月1日(木)6時6分 FOOTBALL TRIBE

2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)ハノーファーに所属する元日本代表DF室屋成の去就が不透明である模様。本人は先日、将来的なFC東京復帰の可能性に言及していたが、2024/25シーズン終了後のJリーグ復帰が現実味を帯びているようだ。
室屋の去就を巡って、ドイツ紙『ビルト』は2025年1月の時点で契約延長交渉の可能性を報じていたが、4月末の時点でもクラブから新契約締結の公式発表はなし。同選手は2024/25シーズンもここまでリーグ戦23試合に先発出場。3月はじめに怪我から復帰すると、その後も5試合でスタメンに名を連ねていたが、4月27日のケルン戦はコンディション不良によりベンチ外だった。
リーグ戦残り3試合である中、『ビルト』は4月30日にハノーファー所属選手の去就を特集。サイドバックの陣容について、「ヤニク・デームと室屋は、ともに2025年6月で契約満了だが、残留するのはいずれか一方のみだ」と伝えている。
右サイドバックで室屋とポジション争いを展開するデームは、ここまでリーグ戦12試合のスタメン出場にとどまっているが、ケルン戦では途中出場。複数ポジションをこなせるDFボリス・トミヤクがスタメン起用された。
なお、室屋は2024年11月に地元メディア『ハノーファー・ノイエ・プレス』のインタビューで、「どこかのタイミングで、また日本でプレーすることも考えています。FC東京に復帰できたら最高ですよ」と古巣復帰を望む自身の思いを明かしている。
そのFC東京は2025シーズンの明治安田J1リーグ第13節終了時点で16位に低迷。サポーターからシーズン途中での補強、室屋の復帰を望む声が挙がっているだけに、同選手の今後に注目が集まりそうだ。