実現すればサッカー界で初…ブライトンが地元刑務所の“更生計画”の一環に?
2018年5月1日(火)12時52分 サッカーキング
報道によると、ブライトンのポール・バーバーCEO(最高経営責任者)が先日、前イギリスサッカー協会(FA)副会長のデイビッド・デイン氏と共に、地元のルイス刑務所を訪問。刑期を終えた受刑者たちが社会復帰を果たすために、同クラブをプログラムの一環に加えることに前進した模様だ。同紙はこの更生プロジェクトをサッカー界において“画期的な計画”であると紹介している。
かつてアーセナルでも副会長を務めたデイン氏は、普段よりサッカークラブと刑務所の関係の構築に尽力。全国の刑務所を回り、受刑者たちをサッカーを通じて更生させること目標として活動を続けているようだ。
古くからの友人であるバーバー氏は、デイン氏について「彼はサッカー、ひいてはプレミアリーグなどについて、一度の訪問で30〜100人の受刑者たちと話す。どのように試合が変化していったかを話し合うんだ。それから質疑応答をする」と話した。
「彼は刑務所とサッカークラブを結びつけるために、舞台裏で努力してきた。だから私は刑務所と協力して受刑者の社会復帰への動機付けと追求を図り、彼らが出所するときに出来る限り最善を尽くすように働きかける。受刑者の社会での人生をどうにかすることができるかもしれない。デイビッドはサッカークラブと地元の刑務所を結びつけて、両者が話し合うことができるように個人で活動を続けている。それは私と彼、そしてルイス刑務所が同じ目標を持って見ていることだ」