レンタル先で輝くバカヨコ、チェルシー復帰を希望か…原因は人種差別

2019年5月1日(水)14時22分 サッカーキング

チェルシーからミランにレンタル移籍中のバカヨコ [写真]=Getty Images

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 チェルシーからミランにレンタル移籍中のフランス人MFティエムエ・バカヨコは、シーズン終了後のイングランド復帰を望んでいるようだ。30日にイタリア紙『ラ・レプッブリカ』が報じた。

 2016−17シーズンのモナコのチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献し、鳴り物入りでチェルシーに加入したものの期待に見合うだけの活躍ができなかったバカヨコ。しかし、レンタル先のミランではジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の信頼を勝ち取り再び輝きを取り戻した。

 ミランは買い取りオプションを行使することができるものの、バカヨコ本人はこれ以上イタリアでプレーすることを望んでいないという。その理由は同国が抱える人種差別問題のようだ。24日に行われたコッパ・イタリア準決勝のラツィオ戦で同選手は、13日に行われたセリエAでの同一対戦時のパフォーマンスの報復として、スタジアム内外でラツィオのサポーターから差別的チャントを受けた。

 所属元のチェルシーが補強禁止処分を受ける可能性が高いことから、来シーズンは再びチェルシーでプレーすることになりそうだ。

サッカーキング

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