前田大然が先制点をアシスト! “オールドファーム”はドローで終了

2022年5月1日(日)22時17分 サッカーキング

先制点をアシストした前田大然 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 スコティッシュ・プレミアシップ第35節が5月1日に行われ、セルティックとレンジャーズが対戦。セルティックに所属している旗手怜央、古橋亨梧、前田大然の日本人3選手がスタメン入りした。井手口陽介はメンバー外となっている。

 優勝の行方を占う“オールドファーム”は、序盤から激しい攻防が繰り広げられる。お互いにシュートまで持ち込む場面をいくつか作るも、決定機を生み出すことはできない。
 
 均衡を破ったのはセルティック。21分、ペナルティエリアの左側でボールを受けた前田が、鋭いターンから縦へ突破。左足で低いクロスを送ると、走り込んできたジョタが押し込み、セルティックが先手を取った。

 その後も古橋、前田らがスピードを活かした裏抜けからゴールを脅かす場面を見せるも、追加点を奪うには至らず。前半はセルティックの1点リードで終了した。

 後半に入ってもセルティックは日本人3選手を中心にレンジャーズゴールへと襲い掛かる。54分、ペナルティエリア手前でボールを持った旗手が縦パスを送ると、ワンタッチの落としから前田が右足で狙う。しかし、シュートはクロスバーを超えてしまった。

 優勝に向けて負けられないレンジャーズも反撃へ。67分、ペナルティエリア内でライアン・ケントが前を向くと、ファッション・サカラが追い越すランニング。ボールを受けたサカラはダイレクトで左足を振ると、強烈なシュートがニアサイドを打ち抜き、レンジャーズが同点に追いついた。

 完全に試合の主導権を握ったレンジャーズは、その後も猛攻を続けるも、セルティックはGKジョー・ハートを中心にゴールを許さない。86分にはサカラがハートと1対1のチャンスを迎えるも、シュートはポストに嫌われ、逆転ゴールを奪うことはできなかった。

 結局、最後まで試合は動かず、1−1で試合終了の笛が吹かれた。首位セルティックと2位レンジャーズの勝ち点差「6」は変わらず、依然としてセルティックは優勝へ向けて優位な状況となっている。

 次節、セルティックは7日にホームにハーツを迎える。一方、レンジャーズは5日のヨーロッパリーグ(EL)・準決勝のライプツィヒ戦を経て、8日にダンディー・ユナイテッドと対戦する。

【スコア】
セルティック 1−1 レンジャーズ

【得点者】
1−0 21分 ジョタ(セルティック)
1−1 67分 ファッション・サカラ(レンジャーズ)

サッカーキング

「前田大然」をもっと詳しく

「前田大然」のニュース

「前田大然」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ