ヤマル、17歳にしてバルサ公式戦100試合出場が目前に迫る「ただその瞬間を楽しみ、全力を尽くす」

2025年5月1日(木)1時44分 サッカーキング

17歳にしてバルサに欠かせない存在となっているヤマル [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが、現地時間30日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・準決勝ファーストレグのインテルに向けた前日会見に出席した。『UEFA.com』が会見の様子を伝えている。

 26日に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝でレアル・マドリードを3−2で破り、“3冠”実現に向けて1つ目のタイトルを手にしたバルセロナ。続くCLの戦いでは、昨季のセリエA王者であるインテルと対戦する。

 現在、インテルは公式戦3連敗中。コッパ・イタリア準決勝で敗れてタイトルを逃しただけでなく、セリエAでもナポリに首位の座を譲ったが、現在のチーム状況にかかわらず、ヤマルは警戒心を隠さない。「特にディフェンス面で、インテルは非常に優れたチームだ。毎年のように、CLの舞台でそれを証明している」と語ったが、一方で「決勝の舞台への渇望は持ち合わせている。僕らの本来の実力を見せつけたい」と意気込んだ。

 ヤマル個人としては、現在バルセロナのトップチームで公式戦通算99試合に出場している。インテル戦のピッチに立てば、17歳にして「100」の大台に乗せることとなるが、ヤマルは自身の記録についても次のような言葉を残している。

「僕と同じくらいの年齢で、バルサのようなクラブでこれほど多くの試合に出場した選手はほとんどいないよね。それこそが、僕が最も大事にしていることなんだ。なぜかと言うと、このようなレベルで、バルサのようなクラブでプレーすることは、誰にでもできることではないからね」

 若くして脚光を浴びたことで、多くのプレッシャーも感じているはずだが、「プレッシャーによって生じる不安や恐怖心は、マタロー(※ヤマルの故郷)に置いてきたよ」と一蹴。「今の僕が感じている気持ちを、プレッシャーとは言わないよ。今回の試合も、コパ・デル・レイの決勝のような雰囲気のなか、双方のクラブのファンと共に戦うのだから、楽しんでやるしかないじゃないか。プレッシャーとは思わないし、ただその瞬間を楽しみ、全力を尽くすだけさ」と語った。

 バルセロナがインテルをホームに迎えるCL・準決勝ファーストレグは、日本時間で30日の28:00(5月1日の4:00)にキックオフを迎える。

サッカーキング

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