ロイヤルズのノア・キャメロン、7回1死までノーヒットで初登板初勝利 代役でデビュー
2025年5月1日(木)10時31分 スポーツ報知
◆米大リーグ レイズ0—3ロイヤルズ(30日・米フロリダ州タンパ=ジョージスタインブレナーフィールド)
ロイヤルズの新人ノア・キャメロン投手が30日(日本時間5月1日)、敵地のレイズ戦でメジャーデビュー。7回1死までノーヒットの快投を演じ、6回1/3を1安打3三振、5四球ながら無失点で初勝利を挙げた。
キャメロンはこの日先発予定だった左腕エースのコール・ラガンズ投手が左そけい部に軽度の肉離れを起こしたことで急きょ抜てきされた。
25歳の左腕は、チェンジアップ、スライダーを駆使。2回1死から2連続四球で1死一、二塁のピンチを迎えるもミードの強烈なゴロを三塁手が好捕して併殺に仕留めてから勢いに乗った。6回までノーヒットで期待を抱かせたが、7回1死からミードに左前安打を許して交代した。
NPBでは1987年に中日・近藤真一投手が初登板ノーヒッターを達成しているがMLBでは殿堂入りのファン・マリシャル(ジャイアンツ)が1960年に、9回2死から初安打を打たれて逃した例がある。
キャメロンは2021年にドラフト7巡指名でロイヤルズ入り。今季は3Aオマハで5試合2勝0敗、防御率3・22を残していた。