【バレーボール】初代王者を懸けて大阪MとNEC川崎激突 田中と沢田両主将が意気込み
2025年5月1日(木)16時30分 スポーツニッポン
バレーボールの大同生命SVリーグ初代女王を決める女子プレーオフ決勝(チャンピオンシップ ファイナルズ)は2日から3日間、東京都の有明アリーナで開催される。レギュラーシーズン1位の大阪Mと同2位のNEC川崎が昨年に続いて決勝で再戦。1日に会場で開幕前日会見が行われ、両チームの主将と監督が出席した。
旧Vリーグだった昨年はNEC川崎が大阪Mを下して2連覇を飾った。24年秋からSVリーグが発足し、初代女王が決まる大一番。大阪M主将の田中瑞稀(29)は「ファイナルに立てることをうれしく思う。去年と同じ対戦カード。私個人としては去年の悔しい思いもあるし、チームのみんなもそう思っているはず。お互い、良い試合をみなさんにお届けできるように頑張りたい」と雪辱を誓った。
NEC川崎にとっては初代女王とともに3連覇の偉業が懸かる。主将の沢田由佳(28)は「まずはこのような舞台に立てることに感謝をして、ファイナルに入ってもチームとしても成長し続けて、一丸となって戦っていきたい」と意気込んだ。
会見場ではSVリーグ新設にあたって制作された新しいトロフィーもお披露目され、両主将は「凄く輝いている」と口を揃えた。レギュラーシーズンの直接対戦成績は大阪Mが3勝1敗とリードしている。手にするのはどちらのチームなのか、初代女王がいよいよ決まる。