GW恒例のスーパーGT第2戦富士。編集担当スタッフがGT500ウイナー&ポールポジションをガチ予想

2022年5月2日(月)16時25分 AUTOSPORT web

 モータースポーツファンにとってのゴールデンウイーク恒例イベント、2022年スーパーGT第2戦富士GT500クラスの予選ポールポジション(PP)とウイナーを、オートスポーツweb編集スタッフがズバリ予想。決勝日は気温がかなり上昇する予報で気温や路面コンディションが読めないが、そんなときこそ長年の経験と勘が役に立つ(はず)。個人的な希望を極力排しつつ(たぶん)、走る前からガチで当てに行きます!


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●カワノ(GT現場経験3年目。たぶん若手と呼ばれる部類)のウイナー予想


◎本命:#12 カルソニック IMPUL Z
〇対抗:#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
△大穴:#17 Astemo NSX-GT


PP予想:#12 カルソニック IMPUL Z


 全長1475mという世界有数のホームストレートをもつ富士スピードウェイですので、ストレートスピードに秀でた車両が優位だと考えます。となればトヨタGRスープラ勢が最有力ですが、3月26〜27日に富士で行われた第2回公式テストの最高速チェックでGRスープラ勢に肉薄したのが、今季から登場したニッサンZ GT500勢でした。2018年の第2戦以降、富士では未勝利が続いたニッサン勢が、富士での4年ぶりの勝利を掴むのも現実的だと思います。また、2018年の第5戦以降、富士ではブリヂストンユーザーが9戦連続で勝利を手にしているため、ブリヂストンを履き、なおかつサクセスウエイト(SW)も8kgと軽めの12号車をPP&本命に挙げます。


 対抗は第2回公式テストで唯一ドライコンディションとなったセッション4で最速タイムをマークした39号車です。SWも6kgと軽め、さらに昨年王者の関口雄飛の加入もあり、勝利への条件は揃っているという印象です。大穴は同じく第2回公式テストのセッション4で、ホンダNSX-GT勢として唯一295km/hを記録した17号車(SW:4kg)です。昨年のウイナーで、“富士の勝ち方を知っている”1台でもあります。第2戦富士はスーパーGT史上初の450kmレースということで、各チームどのような戦略をとるのか、いつも以上に注目して見ていきましょう!(今回こそ当たりますように!)


●ゴトー(GT現場経験2年目。オートスポーツweb最年少組20代スタッフ)のウイナー予想


◎本命:#37 KeePer TOM’S GR Supra
〇対抗:#12 カルソニック IMPUL Z
△大穴:#38 ZENT CERUMO GR Supra


PP予想:#37 KeePer TOM’S GR Supra


 初の450kmレースで行われる2022スーパーGT第2戦富士ですが、やはり本命はストレートスピードが速く、富士スピードウェイを得意としているトヨタGRスープラとなるでしょう。なかでもブリヂストンタイヤを履いてサクセスウエイト0kgの37号車が大本命。宮田莉朋は2021年の第2戦でも予選でポールポジションを獲得しており、勢いのあるサッシャ・フェネストラズとのコンビでポール・トゥ・ウインを達成すると予想します。


 対抗には、2022年シーズンはストレートスピードが向上し富士での争いに期待できるニッサンZ GT500勢のなかから、サクセスウエイト8kg+鉄板のブリヂストンタイヤを装着する12号車を予想します。大穴には、サクセスウエイト16kgを搭載していますが、そろそろ勝利が欲しい“富士マイスター”こと立川祐路がステアリングを握る38号車を予想。富士テストの最高速チェックでもトップだけに十分可能性はあるでしょう。


●みずの(GT取材デビューから、かれこれ14年目。若者に負けないようにガンバリマス)のウイナー予想 ※前回ウイナー的中


◎本命:#8 ARTA NSX-GT
〇対抗:#37 KeePer TOM’S GR Supra
△大穴:#23 MOTUL AUTECH Z


PP予想:#19 WedsSport ADVAN GR Supra


 開幕戦でトヨタGRスープラ勢のなかでも低迷してしまったトムス勢。岡山では予選の結果が大きく決勝に反映されてしまいましたが、この富士では挽回するはず。特に岡山の予選Q1でサッシャ・フェネストラズがミスしてノックアウトしてしまった37号車KeePer TOM’S GRスープラはゼロサクセスウエイトでこの富士は必勝態勢のハズ。ということで37号車を本命にしようかと思いましたが、ゴトーと被ってしまったので再考。2択で迷っていた8号車ARTA NSX-GTをピックアップさせて頂きました。


 昨年のGW富士戦で、圧倒的な速さを見せながら黄旗無視で優勝を逃してしまった8号車。今回の450kmレースではチームのレース戦略が大きなポイントになりますが、昨年の第5戦SUGOのような戦略ミスも、そしてドライバーの不注意も、もう起こらないハズ。今回は堂々、本命に挙げさせて頂きます。


 大穴としては最高速が増して富士のストレートで強さを見せたいニッサンZの23号車MOTUL AUTECH Z、3号車CRAFTSPORTS MOTUL Z、12号車カルソニック IMPUL Zのなかから最近ゾーンに入っている松田次生選手の23号車をセレクト。一方、予選の一発はズバリ、ヨコハマタイヤ勢と予想。24号車リアライズコーポレーション ADVAN Z、19号車WedsSport ADVAN GRスープラと迷いましたが、ここは実績と相性重視で19号車とさせて頂きました。

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