メルセデスF1、アメリカの金融サービス企業『ナスダック』と複数年のパートナーシップを締結
2025年5月2日(金)19時7分 AUTOSPORT web

メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームは、アメリカの多国籍金融サービス企業『Nasdaq(ナスダック)』と複数年のブランドパートナーシップを締結したことを発表した。
このパートナーシップにより、ナスダックはメルセデスF1の公式パートナーとなる。メルセデスの発表によると、チームのパートナーの3分の1がナスダックの取引所に上場しているという。そのためナスダックにとって、メルセデスとの提携は、F1に関わる顧客との繋がりを深める戦略のひとつになる。
メルセデスとナスダックの提携は、今週末のF1第6戦マイアミGPを前に発表され、今後はナスダックのロゴがピットウォールなどに掲出されるということだ。
メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウォルフは、今回の提携について、次のようにコメントした。
「金融テクノロジーの世界的リーダーであるナスダックを、メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームのパートナーファミリーに迎えることができて嬉しく思っている」
「パートナーシップは、共通の価値観の上に築かれたときに最も力を発揮する。ナスダックは、最先端技術の重要性を理解するだけでなく、継続的な成長と回復力へのコミットメントを受け入れてくれるパートナーだ」
またナスダックのCEOであるアデナ・フリードマンは、このパートナーシップはテクノロジーとパフォーマンスに対する共通の情熱を表したものだと述べた。
「メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チームとのパートナーシップは、世界で最も競争力のあるチームを作るという私たちの深いコミットメントだけでなく、テクノロジーとパフォーマンスに対する私たちの共通の情熱を体現している。このスポーツのファンのために特別な体験を与えながら、我々はともにそれぞれの組織の成長を加速させていく」