5戦目ようやく… 鷹・大竹、お立ち台で感極まり涙したワケ「今宮さんのせいです」

5月2日(木)17時26分 フルカウント

防御率0点台でも4試合未勝利、今宮から「ゴメンな」と声をかけられ…

■ソフトバンク 1-0 楽天(2日・ヤフオクドーム)

 思わず感極まった。お立ち台に立ったソフトバンクの大竹耕太郎投手は、目から溢れ出る涙を抑えきれなかった。「キツかったですけど、粘り強く投げてきて、ああやって今宮さんに言ってもらえて嬉しいです」。5試合目の先発でようやく掴んだ今季初白星。好投を続けながら、白星に恵まれなかった日々にようやく別れを告げた。

 2日、本拠地ヤフオクドームでの楽天戦。ここまで4試合に先発し防御率0.89と圧巻の投球を続けながら、白星に恵まれなかった大竹。初回、今宮の適時二塁打でもらった今季初の先制点を必死に守った。「状態は良くはなかったですけど、どうにか出来た。去年とは違うところを出せた」。3回1死一、三塁、6回2死一、二塁と得点圏に走者を背負っても、あと1本を許さなかった。

 思わず涙したお立ち台。大竹の涙腺を刺激したのは、先輩からの言葉と、ファンの大きな声援だった。「僕に対して、これだけ思っていてくれたのかと思って、嬉しかったです」。

 共にお立ち台に上がった今宮の言葉。ヒーローインタビューで「今日は大竹がよく頑張ってくれた。大竹様様ですね。いいピッチングをしてくれていたのに、勝ちをつけてあげられなかったのは僕たちの責任。大竹には感謝していますし、これからもっと勝ちをつけてあげられるようにしたい」と語った不動の遊撃手だが、この勝てない間も、左腕に声をかけ続けてくれていたという。

「毎試合、今宮さんから『ゴメンな、次は打ってやるから』と言って貰っていた。そうやって声をかけてくれていた人に(お立ち台で)言われて、そしてファンの人からも大きな声援を貰って、嬉しかったです」。試合後にこう明かした大竹。涙は「今宮さんのせいですね」と語り、報道陣を笑わせた。

 好投していながら、なかなか勝てない日々を振り返り「あまり周りには見せないようにしていましたけど、僕だけ勝っていなかったので焦りはありました。見せないようにとはしていましたけど、気にならないはずがなかった」と心中を明かす。「時代が変わって何か変わるかなと期待していました」。この日も援護は1点だけ。それでも、勝った。待望の1勝。確かに、悪かった流れは払拭されたようだった。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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