“パッキャオの再来”東洋太平洋バンタム級王者ケネス・ラバーが「3150×LUSHBOMU」と契約
2025年5月2日(金)16時39分 スポーツ報知
ジェリー・ペニャロサ氏(右)と握手を交わす亀田興毅氏(亀田プロモーション提供)
プロボクシング元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏(38)がファウンダーを務める「3150×LUSHBOMU」が2日、東洋太平洋バンタム級王者のケネス・ラバー(23)=フィリピン=と契約したことを発表した。
ラバーは2020年プロデビュー。昨年12月、東洋太平洋バンタム級暫定王座決定戦でデカナルド闘凜生(六島)に1回58秒TKO勝ち。今年3月には東洋太平洋バンタム級正規王者・栗原慶太(一力)との王座統一戦で1回2分33秒TKO勝ち。衝撃の2戦連続1ラウンドKO勝利で、WBC、IBFで世界ランク入りも果たした。
サウスポーから鋭いステップインでぐいぐい攻め込むスタイルで、母国の英雄・パッキャオの再来としても期待されるホープだ。
ラバーのマネジャーを務める元2階級制覇王者ジェリー・ペニャロサ氏と亀田氏が話し合い、ラバーの共同プロモーション契約を締結。今後はラバーのバンタム級での世界王座獲得へ向け、日本とフィリピンの両国でのプロモーションを行っていくという。
亀田氏は「現在のフィリピンボクシング界で最高の逸材であるケネス・ラバー選手と契約を締結できたことを、ペニャロサ氏、ラバー選手に感謝しております。ラバー選手は非常に才能に恵まれた選手で、練習熱心な選手であるとも聞いております。近い将来、必ずバンタム級の世界王者になる選手と確信しておりますので、日本の選手が王座を独占しているバンタム級の世界戦線に挑んでいければと思います」とコメントした。