57歳谷口徹 最年長Vへ好発進「必死で必死で、必死やった。死にかけそうになった」首位と2打差

2025年5月2日(金)4時0分 スポーツニッポン

 ◇男子ゴルフツアー 中日クラウンズ第1日(2025年5月1日 愛知県・名古屋GC和合C(6557ヤード、パー70))

 ツアー通算20勝の谷口徹(57=フリー)が1イーグル、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り1アンダーで首位と2打差の6位と好発進し、尾崎将司のツアー最年長優勝記録(55歳241日)更新が視界に入ってきた。岩崎亜久竜(27=フリー)と今野大喜(28=フロンティアの介護)が3アンダーで首位に並んだ。

 強風と硬いグリーンに多くの選手が苦しむ中、百戦錬磨の技が光った。谷口が前半インの11番でイーグルを奪う。その後、一度は“貯金”を吐きだしてしまうが、6番で6メートルのバーディーパットを沈め、スコアを伸ばす粘りを見せた。「必死で必死で、必死やった。死にかけそうになった」。そう言いながらも表情は生き生きとしていた。

 57歳80日。今季に向けてトレーニングのメニューを増やしたことで体の状態が上向いたという。首位と2打差は当然、尾崎将司が持つ55歳241日のツアー最年長優勝記録も視野に入る。「そんなこと、よく考えますね」と笑いながらも、まんざらではなさそうだ。「4日間終わっていないと、いいゴルフしたとは言えない」と闘志を燃やした。

スポーツニッポン

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