一体、何が起きた? マウンドから睨んでニヤつく… 160キロ超え剛速球連発!“史上最速男”チャップマン、奪三振後に“恐怖リアクション”
2025年5月3日(土)11時45分 ABEMA TIMES

【MLB】ブルージェイズ−レッドソックス(4月30日・日本時間5月1日)
4月30日(日本時間5月1日)に行われたトロント・ブルージェイズ対ボストン・レッドソックスの一戦で、レッドソックスの“ベテラン最速王”アロルディス・チャップマンが、160km/hを超える剛速球で空振り三振を奪い話題となっている。
6-6の同点で迎えた9回裏・ブルージェイズの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った2番のブラディミール・ゲレーロ・ジュニアに対してチャップマンは、初球、内角高めいっぱいのところへ投じた161km/hの高速シンカーで見逃しを誘ってストライクを先行させると、続く2球目は、内角低め、ボールゾーンへと沈むスプリットを振らせてカウント0-2と追い込むことに。しかしゲレーロ・ジュニアも負けてはおらず、3球目、内角やや高め、胸元近くを突く164km/hの高速シンカーを打ちに行き、ファウルにすると、4球目、外角高めに外れた163km/hの剛速球を見送りつつ、ここから真ん中やや内寄り、低めへと沈む決め球のスプリット、6球目、内角高めへのスプリットを相次いでファウルにし、粘ることに。しかし勝負の7球目、チャップマンが外角高めいっぱいのところへと投じた162km/hの高速シンカーを打ちに行くも空振り。その際、ゲレーロ・ジュニアはスイングした流れのまま、その場で無造作にバットを放り出し、次いで、打席からマウンド上のチャップマンを睨みながら、バッティンググローブを外し笑顔を見せることとなった。“最速王”もそんなゲレーロ・ジュニアの姿を睨みつけ、やがて笑顔を見せベンチへと引き上げていくこととなった。
チャップマンといえば、かつて球速105.1マイル(約169.1km/h)をマークしたこともあることから“人類最速の投手”と呼ばれるが、37歳となった今もその剛腕ぶりは衰え知らずで、4月26日(日本時間4月27日)に行われたクリーブランド・ガーディアンズ戦では。最速103.4マイル(約166.4km/h)をマークし話題となっている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)