タイガー・ウッズが「全米オープン」出場へ USGAが“特別招待”を発表

2024年5月3日(金)8時30分 ALBA Net

タイガー・ウッズが全米オープンに出場する(撮影:GettyImages)

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全米ゴルフ協会(USGA)は2日、6月13〜16日にパインハースト・リゾート(米ノースカロライナ州)で開催される海外メジャー第3戦「全米オープン」にタイガー・ウッズ(米国)を「特別招待」。タイガーがこれを受諾したと発表した。


「全米オープンは我々の国に選手権、本当に特別な大会であり自分のキャリアを確立してきた大会」だとし「特別招待を受けること光栄に思うし、今年の全米オープン、特にパインハーストでの開催である全米オープンは大きな意味を持つ。大会に出場できることをこれ以上ないほど楽しみにしている」とタイガーはコメントを発表した。

メジャー15勝のタイガーは、ペブルビーチ・ゴルフリンクスの2000年、ベスページブラックの02年、カリフォルニア州サンディエゴのトーリパインズ開催の08年と3度の勝利を挙げているが、同大会は生涯出場権を得られる「マスターズ」などと違い、歴代勝者が得られる出場権は10年。従ってタイガーは出場権を有していなかった。

21年の自動車事故で右脚に大けがを負ったタイガーだが、今年は四大メジャーへの参戦を目指している。4月のマスターズでは24回連続予選通過の記録を達成したが、大会は60位で終えていた。

「全米オープンの歴史はタイガー・ウッズ抜きには語ることはできない」とUSGAチーフ・チャンピオンシップ・オフィサーのジョン・ボーデンハマー氏。「ペブルビーチでは2位に15打差をつけての圧勝、トーリーパインズでの骨折した足でのプレーオフを制した。タイガーが出場することでより素晴らしい大会となる。特別招待を決めることは簡単な決断だった」とした。

タイガーは生涯グランドスラムを達成している5人のゴルファーの1人で、メジャー15勝はジャック・ニクラス(米国)の18勝に次ぐ歴代2位。今年で全米オープンは23度目の出場で、20年大会以来4年ぶりとなる。(文・武川玲子=米国在住)


<ゴルフ情報ALBA Net>

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