オリベイラ「ポールポジションを獲る手応えは十分にあった」名取「富士は落とせない」【第2戦GT300予選会見】
2023年5月3日(水)21時58分 AUTOSPORT web
静岡県の富士スピードウェイで開催されている2023スーパーGT第2戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 450km RACE』。5月3日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したリアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと名取鉄平が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
名取鉄平
Q1担当/ベストタイム:1分35秒726
「ポールポジションが獲得できて、素直に嬉しいです」
「昨年は一年間おやすみをして今年からGTに復帰をしました。ですが復帰戦の開幕戦岡山は荒れたレースとなってしまったので思ったように成績が出せませんでした」
「今回の富士は落とせないレースだと思って臨んでいるので、まずは予選でポールポジションを獲ることができてよかったです。明日の決勝は、一番前からスタートができるのでレースが楽しみです」
「僕は、行動制限のないゴールデンウイークの富士スピードウェイでのレースは初めてなので、レースを楽しみながらJP(オリベイラ)さんと一緒に力を合わせて走りたいです」
「今日の公式練習でのフィーリングはとてもよく、正直かなり自信があるので、明日はヨコハマタイヤさんの力をお借りして優勝を目指したいと思います」
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Q2担当/ベストタイム:1分35秒114
「午前中の公式練習からマシンのフィーリングがよかった。タイヤについても良い感触を得ていたので、今週末はポテンシャルのあるマシンで戦えると感じた。ポールポジションを獲る手応えは十分にあったので、そのために一生懸命頑張った」
「GT300クラスのポールポジションは今回がはじめてなんだ。今までのシーズンでは序盤にポイントを獲得することでサクセスウエイトを積むことになり、予選で好成績を残すことがどんどん難しくなっていくという状況だった。今回のレースではサクセスウエイトをあまり積んでいなかった(3kg)から、軽いマシンで走ることができたというのが良かったと思う」
「明日の決勝に向けては、マシンセットアップのバランスを調整することが一番の重要なポイントになる。450kmレースは戦略の幅が広がるから、明日はいろいろな戦略にトライしながらベストを尽くしたい」