大岩ジャパンへの影響不可避 久保建英のパリ五輪招集にソシエダが難色か「クボの参加に緊張感が生まれている」

2024年5月3日(金)18時0分 ココカラネクスト

いまやソシエダの重要な戦力となっている久保。(C)Getty Images

 56年ぶりのメダル獲得を目指す日本代表にとっても看過できない事態かもしれない。

 去る4月29日に行われたU-23アジアカップ準決勝で、イラク代表を2-0で下した日本代表。見事に8大会連続のオリンピック出場を決めた若きサムライたちだったが、本大会に向けたさらなる強化が水面下で続けられるなか、今回の大会には帯同していなかった久保建英(レアル・ソシエダ)の現況が注目されている。

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 現在22歳の久保は出場資格こそあるものの、ソシエダが国際サッカー連盟(FIFA)の定める招集義務に応じる必要はない。パリ五輪のサッカー競技が開催される時期(7月24日〜8月9日)は、新シーズンに向けた重要な準備期間であり、クラブが日本代表の求めに首を縦に振るかは微妙なところだ。

 実際、スペイン・メディアでも、いまやソシエダの貴重な戦力となった久保の五輪出場については、小さくない議論となっている。日刊紙『Mundo Deportivo』は「クボとパリオリンピック:意見の相違」と銘打った記事を掲載。そのなかでアンヘル・ロペス記者は「ラ・レアル(ソシエダの愛称)は(久保の)日本代表への帯同を望んでいない」と断言。その理由を説いている。

「ここ数日、クラブはラ・リーガとチャンピオンズリーグの戦いによって蓄積疲労が顕著になっている。しかし、今夏はシーズン終了直後に日本での試合(東京ヴェルディ戦)があり、その後にユーロカップにオリンピック、そして、もちろん9月2日の移籍市場閉幕まで多忙を極めることが予想される。

 そして日本がオリンピック出場決めたことで、タケ・クボの参加に関して緊張感が生まれている。日本からの情報によれば、本人は出場する意向であるようだが、ラ・レアルは賛成していない。上層部は、彼にとって2024年はアジアカップもあったことで非常に厳しいシーズンだと理解している」

 さらに同紙は「タケ・クボはアジアカップと同様に、日本の同胞たちを満足させることと、いまや完全に溶け込み、献身的に取り組んでいるラ・レアルのニーズに応えるという二重の課題に苦しんでいる」と断言。そのうえで「クラブ関係者は本人と話し合い、出場を希望した場合には解決策を見出すように努力するとしているが、現時点で彼らは新シーズン開幕数週間前にさらに消耗することを望んでいない」と強調している。

 パリ五輪世代において屈指の実力とタレントを持つ久保。東京五輪に出場した経験値を考えても、大岩剛監督のチームに加われば、鬼に金棒である。だが、現時点で出場に向けた障壁は少なくない。それだけに日本代表の関係者たちはあらゆるプランを模索する必要がありそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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