パリU－19の選手をかたりホテルに無銭宿泊…28歳の男に2カ月の禁固刑

　パリ・サンジェルマン（PSG）の選手をかたりホテルに無断宿泊したとして、28歳の男に禁固刑が言い渡された。3日にフランスメディア『RMC』が報じた。

　事件はPSGのU−19チームがリジューに遠征した2021年12月11日に発生した。“ディアラ”と名乗った男はトーナメントに参加する選手を自称し、リジューのホテルを予約。支払いの際、12月末までの滞在を希望し、請求書は代理人に送るよう指定してきた。

　“ディアラ”の見た目が若かったこともあり、ホテルの支配人は疑いを抱かず、当初はその言い分を信じたという。そして、男は朝昼晩の食事つきで、3日間ホテルに滞在したようだ。

　しかし、教えられた代理人の電話番号が偽物だったため、ホテルの支配人は詐欺に気が付き警察に通報。男は警察によって逮捕され、今回の判決に至った。なお、ホテルの被害額は227.4ユーロ（約3万1000円）にのぼる模様。男はほかの施設でも似たような犯罪を繰り返してきた常習犯だという。