東京V、敵地で浦和に0―2で4戦ぶり黒星…前半の2失点が重くのしかかり、埼玉スタジアム初勝利ならず
2025年5月3日(土)17時4分 スポーツ報知
◆明治安田J1リーグ▽第14節 浦和—東京V(3日・埼玉スタジアム)
東京Vが敵地で浦和に0—2で敗れた。
埼玉スタジアムでは2004年(2●7)、2005年(1●4)、2008年(2●3)、2024年(1△1)の通算4試合で1分け3敗と一度も勝利がない中、今季初の3連勝&同スタジアムでの初勝利を目指した一戦。前節の岡山戦(1〇0)と同じメンバーで臨んだが、立ち上がりから4連勝中と好調の浦和に主導権を握られる展開となった。すると前半6分に浦和のFW松尾にドリブル突破から右足シュートでネットを揺らされ、先制点を許した。
その後も相手の激しいプレスと切り替えの速さに対応出来ず攻め手も欠くと、同31分にはセットプレーのこぼれ球を浦和のMF渡辺に豪快なミドルシュートをたたき込まれて2失点目を喫した。
リーグ戦は直近3戦連続無失点と安定していたが、4戦ぶりの失点から今季4度目の複数失点を喫して、前半を0—2で折り返した。
後半開始から東京Vは斎藤、翁長を投入。すると斎藤がボールを積極的に受けて流れを生み出すと、ゴール前まで攻め込む場面が増える。後半12分にはMF新井がカットインからミドルシュート。この流れで獲得したCKから福田がシュートを放つなど、前半にはなかった積極的なプレーが増える。
同20分にもDF谷口がミドルシュートを放つなどゴールに迫るが得点を奪えずにいると、同28分にDF谷口が裏に抜け出した相手を後ろから倒してしまい一発退場で一人少ない展開となった。
それでも、前掛かりに攻める姿勢は崩さず、MF平川が左FKを直接狙ってゴールに迫るなど、セットプレーから押し込んだが、浦和の牙城を崩すことは出来ず。リーグ4戦ぶりの黒星を喫した。