DeNA 20歳の松尾、34歳バウアーを堂々リード 3度盗塁阻止にV犠飛「なんとかバウアーの力に...」

2025年5月3日(土)17時51分 スポーツニッポン

 ◇セ・リーグ DeNA1−0巨人(2025年5月3日 横浜)

 DeNAの松尾汐恩捕手(20)が攻守で躍動した。打っては決勝の左犠飛。捕手としてはトレバー・バウアー投手(34)と2度目のバッテリーを組み、来日初完封勝利に導いた。

 2人でヒーローインタビューに登場すると「本当にうれしいです」と完封勝利をかみしめ、「しっかり2人でこうして試合を作れたこと、そして勝てたことが本当にうれしかったです」と笑みをこぼした。

 投手戦の中、8回に均衡を破った。1死一、三塁、2ボールからの3球目を捉えた。「悔いのないように自分のバッティングをしようと思っていたので、本当にいい結果になってくれて良かった」と安堵(あんど)の表情。打球が上がった瞬間については、「次のイニングしっかり抑えられるように頑張ろうとすぐに切り替えました」とはにかんだ。

 守備でもバウアーを盛り立てた。初回、4回、7回と3度の盗塁阻止。「なんとかバウアーの力になれるようにと思っていたので、本当にいい結果になって良かった」と笑顔。「(バウアーの)気持ちも入っていましたし、受けているこちらが押されるくらいの気持ちが伝わりました」と語った。

 松尾は大阪桐蔭出身の3年目。高校時代は3年春の選抜を制した。2022年ドラフトではDeNAが「一本釣り」したことが大きな話題に。昨季は日本シリーズに出場して初安打もマーク。今季は3月30日の中日戦(横浜)でプロ初アーチを記録した。山本・戸柱・伊藤らとの正捕手争いに臨んでいる。

スポーツニッポン

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