「前人未踏の受賞が現実味」無双を続ける山本由伸を韓国メディアも激賞!「サイ・ヤング賞の最有力候補だ」

2025年5月4日(日)18時38分 ココカラネクスト

抜群のピッチングを続ける山本に隣国メディアも感嘆している(C)Getty images

 ドジャースの山本由伸は、現地時間5月2日(日本時間3日)の対ブレーブス戦で今季4勝目を挙げた。この試合を終え、防御率0.90という驚異的な数字を残しており、その高いパフォーマンスへ各方面からの賛辞が飛び交う状況となっている。

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 この試合開始前には、4月のナ・リーグ月間最優秀投手にも選出された山本。メジャー2年目、米球界を席巻する日本人右腕に対し、韓国ニュースサイト『毎日経済』も熱視線を送る。

 5月3日、同メディアは特集記事の中で、山本のブレーブス戦における、6回1安打無失点のピッチングをレポート。その中で、「この日勝利投手となった山本は、今季4勝目をマーク。また、唯一の『防御率0点台』の成績で、サイ・ヤング賞争いの最有力候補としての地位を確立している」などと評している。

 さらに、4月のリーグ最優秀投手選出の功績を伝えるとともに、「このまま好成績を維持すれば、日本人はもちろん、アジア人としても前人未踏のサイ・ヤング賞受賞の可能性が現実味を帯びてくる」と指摘。

 その上で、歴代のアジア人投手の活躍を振り返り、「過去、サイ・ヤング賞で最も高い得票を得たアジア人は、2019年にドジャースでプレーした柳賢振(現ハンファ)。その年は29試合182.2回を投げ、14勝5敗、防御率2.32という素晴らしい成績を収め、ナ・リーグ投手部門で2位に入った」と説明。

 続けて、現役メジャーリーガーの名前も挙がっており、「また、ダルビッシュ有は、2013年のレンジャーズ所属時にア・リーグでサイ・ヤング賞投票2位となり、アジア人として最多得票(合計93ポイント)を記録した」と称賛する。他にも、「さらに2006年には台湾の王建民(元ヤンキース)もサイ・ヤング賞投票で2位となった」と記しており、アジア出身投手のサイ・ヤング賞レースでの実績を列挙している。

 開幕からエースとしてドジャースを牽引する、山本への注目度は高まるばかり。そして、はやくもアジア出身のメジャーリーガーとして、新たな歴史を刻むことへの期待も膨らみ続けているようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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