【RIZIN】朝倉未来「強さを証明したい」 勝ちにこだわった復帰戦で736日ぶり勝利!「ホッとした」

2025年5月4日(日)21時5分 スポーツニッポン

 ◇RIZIN男祭り 朝倉未来ー鈴木千裕(2025年5月4日 東京ドーム)

 格闘技イベント「RIZIN男祭り」(東京ドーム)が4日に開催された。セミファイナルでは朝倉未来(JTT)が元フェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に3RでドクターストップによるTKO勝利。復帰戦で約2年ぶりの白星を飾った。

 「とにかく泥臭くても絶対勝つと決めていた。ホッとしました。ファンに対して強さを証明したい。声援を聞いてプレッシャーを感じた。応援を聞くとみんなのためと思ってしまうので」。

 バックステージで安どの表情で心境を語った。

 入場では笑顔を見せるほど、リラックスした表情でリングに上がった。1Rは蹴りを出しながらテイクダウンを奪った。強烈なパンチを打ち込む場面もありながら、トップポジションをキープしながら優勢に進めた。

 2Rは打ち合いの展開から片足タックルでテイクダウンを奪った。その後は1R同様にトップポジションをキープしながら、相手の攻撃を許さなかった。

 最終ラウンドも打ち合いの展開で被弾しながらテイクダウンに成功。相手の右まゆ付近がカット。大出血でドクターチェックした上でレフェリーストップで復帰戦を勝利。23年4月29日「RIZINLANDMARK5」で牛久絢太郎に判定勝利して以来、736日ぶりの白星を飾った。

 約2年ぶりの勝利にコーナーで立って喜びをかみしめた。マイクでは「強くなって帰ってきました」と開口一番。「本当に東京ドーム前のこの景色で復活できてうれしいです。良くない時もずっと応援してくれてありがとうございます。またすぐ戻ってきます。朝倉未来は最強じゃないといけないんで」とファンにメッセージを送った。

 入場時には感慨深いものがあったという。「入場のときは試合に集中していたが、最初はくるものがあった。うれしくしていた人がいてくるものがあった」と語り、「ずっと組み技をやってきて、テークダウン能力が高い中でやってきた。全然楽しくなかった。あんなぶんぶん振り回してきて危ない。必死でした。大ぶりの中にノーモーションもあった。見えていましたが、右のフックとハイキックを狙っていた思う」と振り返った。

スポーツニッポン

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