元神戸・C大阪ダンクレーにJ再挑戦浮上か「3か国から…」中東で不当解雇も

2023年5月5日(金)18時31分 FOOTBALL TRIBE

ダンクレー 写真:Getty Images

 かつてヴィッセル神戸やセレッソ大阪でプレーしていたブラジル人DFダンクレーは先月、ブラジル国内クラブの退団が正式決定。フリーの身である中、ここに来てJリーグ再挑戦の可能性が浮上している。


 ダンクレーは2019シーズンから2年間にわたり神戸に在籍したほか、2021シーズン前半戦をC大阪でプレー。2021年6月からサウジアラビアのアル・アハリでプレーしていたが、昨年7月に退団。数か月間の無所属期間をへて昨年12月にブラジル2部ECヴィトーリアへ復帰すると、今季はここまで公式戦20試合中13試合で先発出場していた。


 しかしブラジルメディア『Futebol Bahiano』は今年3月末、同選手がECヴィトーリアの構想から外れたとリポート。選手本人が全体トレーニングから外れ、他クラブとの交渉も進めていることもあわせて伝えると、ブラジルサッカー連盟(CBF)のデイリーニュースレターも先月19日になって両者の契約解除を報じている。


 そんな中、ダンクレー本人は今月はじめ、ブラジルメディア『ランセ』のインタビューで「アジアの3か国から僕に連絡があったよ。日本とサウジアラビアでプレーしてきたわけだから、もちろん他の国のクラブも興味を持つだろうね」


 「近いうちに、自分の将来を決めたいと思っている。ブラジルに残るのも悪くないけど、また海外でプレーできると思っているんだ」とコメント。具体的なクラブ名こそ明かさなかったものの、Jリーグ移籍の可能性を匂わせている。


 なお中東メディア『Erem News』は今年3月、アル・アハリが正当な理由なくダンクレーの契約を解除していたと報道。国際サッカー連盟(FIFA)はアル・アハリに対して、675万ドル(約8億8000万円)の罰金支払いにくわえて補強禁止処分の決定を下すとみられている。


 中東クラブとの間に問題を抱えたとみられるだけに、選手サイドはクラブの信用度も移籍先選定で重視するかもしれない。

FOOTBALL TRIBE

「不当解雇」をもっと詳しく

タグ

「不当解雇」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ