【2023年大会】レジスタFCが逆転勝ちで4度目の“春の日本一”に《JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会》
2023年5月5日(金)16時53分 サッカーキング
『JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会』の決勝戦が5日、日産スタジアムで開催。DREAM FC(関西第1代表/大阪府)とレジスタFC(関東第2代表/埼玉県)の一戦は、1−2でレジスタFCが勝利し、4大会ぶり4度目の優勝を飾った。
『JA全農杯 全国小学生選抜サッカー』は、小学生を対象とした8人制サッカーの大会。 試合は、1ピリオド12分の3ピリオド制(合計36分)で、第1ピリオドと第2ピリオドは事前に決められた8選手がプレーし、第3ピリオドのメンバー交代は自由。ただし、同一選手は最大でも2ピリオドしかプレーできないため、チームの総合力が求められるルールとなっている。
試合は、第1ピリオドのキックオフ直後からDREAM FCがゴールに迫っていく。1分、ゴール正面の位置でボールを持った佐野央成(6年)が左足でロングシュートを放つと、これがクロスバーを直撃。対するレジスタFCも4分、左サイドから根岸佑汰(6年)がゴール前にセンタリングを送ると、これがファーサイドまで流れ、最後は右サイドを駆け上がった奥田翔也(6年)がシュート。ボールはGKの右を抜けてゴールに入るかと思われが、カバーに入っていた森京介(6年)がゴールライン上でクリアし、先制を許さない。結局、互いチャンスを作りつつも、0−0のまま第1ピリオドは終了した。
迎えた第2ピリオド、先に好機を迎えたのはレジスタFC。ボックス右でボールを受けた安達一平(6年)がDFを背負いながら素早く反転し、角度のない位置から右足でシュートを放ったが、これは右ポストに阻まれた。一方のDREAM FCも右CKから秦惇平(6年)がヘディングシュートを狙うも、ミートしきれず決めきれない。
ゴールが生まれたのは17分、ゴール正面やや左の位置でDREAM FCがFKを獲得すると、尾﨑秀一郎(6年)の右足から放たれたボールが弧を描いてゴール右上に吸い込まれた。先手を奪ったDREAM FCだったが、レジスタFCもすぐさま反撃に出る。すると21分、右CKにゴール前の秋山大翔が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。
第2ピリオドを終えて1−1となり、勝敗の行方は第3ピリオドの結果に委ねられる展開に。お互いに死力を尽くした最終ピリオドは意外な形で幕を閉じる。レジスタFCが右サイドからアーリー気味にクロスを放り込むと、ゴール前の選手に僅かに合わずファーサイドへ。これがカバーに入っていたDFの足に当たって不運にもゴールネットを揺らした。
オウンゴールで勝ち越しを許すことになったDREAM FCは最後までゴールを狙って攻め続けるも、レジスタ守備陣の粘り強い守備を崩しきれず、最後は佐野央成(6年)が放ったミドルシュートが左ポストを叩いたところで試合終了。接戦をものにした関東第2代表のレジスタFCが4大会ぶり4度目となる春の日本一に輝いた。
【スコア】
DREAM FC(大阪) 1−2 レジスタFC(埼玉)
【得点者】
1−0 17分 尾﨑秀一郎(DREAM FC)
1−1 21分 秋山大翔(レジスタFC)
1−2 28分 オウンゴール(レジスタFC)
【動画】激闘となった決勝戦は東西の雄が意地を見せる
『JA全農杯 全国小学生選抜サッカー』は、小学生を対象とした8人制サッカーの大会。 試合は、1ピリオド12分の3ピリオド制(合計36分)で、第1ピリオドと第2ピリオドは事前に決められた8選手がプレーし、第3ピリオドのメンバー交代は自由。ただし、同一選手は最大でも2ピリオドしかプレーできないため、チームの総合力が求められるルールとなっている。
試合は、第1ピリオドのキックオフ直後からDREAM FCがゴールに迫っていく。1分、ゴール正面の位置でボールを持った佐野央成(6年)が左足でロングシュートを放つと、これがクロスバーを直撃。対するレジスタFCも4分、左サイドから根岸佑汰(6年)がゴール前にセンタリングを送ると、これがファーサイドまで流れ、最後は右サイドを駆け上がった奥田翔也(6年)がシュート。ボールはGKの右を抜けてゴールに入るかと思われが、カバーに入っていた森京介(6年)がゴールライン上でクリアし、先制を許さない。結局、互いチャンスを作りつつも、0−0のまま第1ピリオドは終了した。
迎えた第2ピリオド、先に好機を迎えたのはレジスタFC。ボックス右でボールを受けた安達一平(6年)がDFを背負いながら素早く反転し、角度のない位置から右足でシュートを放ったが、これは右ポストに阻まれた。一方のDREAM FCも右CKから秦惇平(6年)がヘディングシュートを狙うも、ミートしきれず決めきれない。
ゴールが生まれたのは17分、ゴール正面やや左の位置でDREAM FCがFKを獲得すると、尾﨑秀一郎(6年)の右足から放たれたボールが弧を描いてゴール右上に吸い込まれた。先手を奪ったDREAM FCだったが、レジスタFCもすぐさま反撃に出る。すると21分、右CKにゴール前の秋山大翔が頭で合わせて試合を振り出しに戻した。
第2ピリオドを終えて1−1となり、勝敗の行方は第3ピリオドの結果に委ねられる展開に。お互いに死力を尽くした最終ピリオドは意外な形で幕を閉じる。レジスタFCが右サイドからアーリー気味にクロスを放り込むと、ゴール前の選手に僅かに合わずファーサイドへ。これがカバーに入っていたDFの足に当たって不運にもゴールネットを揺らした。
オウンゴールで勝ち越しを許すことになったDREAM FCは最後までゴールを狙って攻め続けるも、レジスタ守備陣の粘り強い守備を崩しきれず、最後は佐野央成(6年)が放ったミドルシュートが左ポストを叩いたところで試合終了。接戦をものにした関東第2代表のレジスタFCが4大会ぶり4度目となる春の日本一に輝いた。
【スコア】
DREAM FC(大阪) 1−2 レジスタFC(埼玉)
【得点者】
1−0 17分 尾﨑秀一郎(DREAM FC)
1−1 21分 秋山大翔(レジスタFC)
1−2 28分 オウンゴール(レジスタFC)
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