「あっという間に三塁まで」「クレイジースピード」キム・ヘソン初盗塁&好走塁に韓国メディアも興奮
2025年5月5日(月)14時43分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース3—4ブレーブス(2025年5月4日 アトランタ)
ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が4日(日本時間5日)、敵地でのブレーブス戦でメジャー初盗塁を記録。母国、韓国メディアも持ち味を発揮した26歳を称えた。
3—4の9回、先頭・パヘスが二塁への内野安打で出塁すると、キム・ヘソンが代走で途中出場した。続くスミスの打席でスタートを切ると、二盗に成功。最後は頭から滑り込んでセーフをもぎ取り、メジャー初盗塁を記録した。
さらに、スミスが空振り三振に倒れ、相手捕手・ボールドウィンがボールをこぼした間に一塁まで走ると、ボールドウィンが一塁へ送球。その隙に三塁まで進む好走塁で一打同点の絶好機を演出した。
ロハス、バーンズが2者連続三振に倒れゲームセットとなり、初得点は逃したが、試合後にロバーツ監督も「素晴らしかったですね。とてもエキサイティングでした。ああいったスピードのあるプレーが彼の持ち味」と称え、好判断での三進に「彼の野球的な勘の良さを示していると思います」とした。
韓国メディア「中央日報」は「あっという間に三塁まで行った」と見出しを付けて、報道。「自分の役割を100%果たした」と記した。
「SPOTVNEWS」も「クレイジースピード」と見出しを付け「同点のために力を尽くした」と報じるなど、メジャーデビューしたばかりの26歳の持ち味を発揮したプレーを興奮気味に伝えた。