羽生結弦、日本人知名度ランキング17位ってジャンルを超越して結構凄いんじゃないか説

2023年5月6日(土)11時0分 ココカラネクスト

トップ20入りした冬季スポーツのアスリートは羽生さんと浅田さんの2人だけだった(C)Getty Images

 4月19日に放映されたTBS系の人気バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」で特集された「日本人知名度ランキングTOP100」が好評で、オンエアから日が経った今もなお、話題に挙がっています。

 2017年、2020年に続く調査で、存命の人物が条件。各ジャンルから国内の有名人1000人を番組サイドがピックアップした上で、10代から70代の2000人にアンケート調査。その結果は同番組らしくガチなもので、いきなり100位が「爆笑問題」の太田光で始まると、「ここから始まるの?」とスタジオが沸き上がったものでした。

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TOP20位は下記の通りです。

(1)タモリ
(2)明石家さんま
(3)和田アキ子
(4)ビートたけし
(5)笑福亭鶴瓶
(6)イチロー
(7)黒柳徹子
(8)デヴィ夫人
(9)松本人志
(10)マツコ・デラックス
(11)木村拓哉
(12)小泉純一郎
(13)浜田雅功
(14)所ジョージ
(15)中居正広
(16)出川哲朗
(17)羽生結弦
(18)加藤茶
(19)ダルビッシュ有
(20)草彅剛

 スポーツ紙のデスクが解説します。

「『水曜日』らしい、忖度なしのガチランキングという印象です(笑)。バラエティータレントが上位を占めているのは、国民的な知名度は地上波テレビに映っている時間に比例するからです。そう考えると、元も含めてアスリートの順位がイチロー、羽生結弦、ダルビッシュ有、浅田真央(26位)、大坂なおみ(31位)、大谷翔平(32位)、王貞治(38位)、長嶋茂雄(39位)…という順番なのは興味深いですね。大谷選手も全世代が相手では、まだまだなのか、と気づかされます(笑)」

 羽生さんの「17位」について、前述のデスクはどう分析するのでしょうか。

「そりゃあ凄いの一言ですよ(笑)。羽生さんと真央ちゃん以外で、冬季スポーツのアスリートは一人もいないわけですから。長嶋さん、王さん、大谷選手より上ということは、イチローさんと並んでスポーツ界の最上階に位置しているということ。『フィギュアスケート』というジャンルで捉えるレベルを遙かに超えていると言えるでしょう」

 そして羽生さんの順位が2017年の調査では61位、2020年では35位だったことを踏まえて、こう言い切るのです。

「冬季五輪の金メダリストとして君臨していた頃よりも、競技生活を終えてプロとして活躍する今の方が、世間に『届いている』というのが面白い事象だなと思いましたね。アートとの融合など、さらなる高みを目指して心身を研ぎ澄ますその姿勢が、より人々の関心を呼んでいる証拠とも言えるのではないでしょうか」

 ジャンルを超越し、国民的な、いや世界的な「人々を元気にしてくれる人」としてのさらなる活躍が期待される羽生さん。「全体17位」はファンにとっても誇らしい、大きな勲章と言えるかもしれません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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