チェルシー、オーナーの融資返済要求報道を否定「全くの虚偽だ」

2022年5月6日(金)14時30分 サッカーキング

チェルシーが声明を発表した [写真]=Getty Images

写真を拡大

 チェルシーは5日、クラブのオーナーであるロシア人実業家のロマン・アブラモヴィッチ氏に関する一部報道をクラブ公式サイトで否定した。

 チェルシーは2003年からロシア人オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏によって所有されている。しかし、ロシア・ウクライナ情勢の影響に鑑み、同氏は今年3月2日にクラブ売却の意思を表明。その際にはクラブにこれまで融資の返済を求めることはないことも明らかにしていたが、先日から一部報道などで一転してクラブに対して15億ポンド(約2420億円)と伝えられている融資の返済を求めていることが報じられていた。

 これらの報道を受け、アブラモヴィッチ氏の代理人は声明で「第一に、チェルシーの売却による収益を慈善団体に寄付することに関するアブラモヴィッチ氏の意図は変わっていない」と最初の声明通りに同氏が売却金を受け取ることはないことを強調した。

 さらに、「第二に、アブラモヴィッチ氏は融資の返済を要求しておらず、そのような提案は全くの虚偽である。またアブラモヴィッチ氏が直前にクラブの価格を引き上げたという話も同様である」と同氏がクラブ売却金の上乗せを要求しているとの報道もあわせて否定した。

 一方で、「アブラモヴィッチ氏はチェルシーFCの優れた管理者を見つけるという目的の一環として、このプロセス全体を通して、アカデミーや女子チーム、スタジアムに必要な再開発、チェルシー財団の活動維持などクラブへの投資を約束するよう各入札者に促している」ことも説明した。

 そして、改めて「明確なことは、アブラモヴィッチ氏は売却後もこれらの資金にアクセスしたり、管理することはできない。最初の声明から状況は変わったにも関わらず、彼はチェルシーFCのために優れた管理者を見つけ、その収益が正当な目的に使われるようにすることに引き続き取り組んでいる」ことを明らかにした。

サッカーキング

「虚偽」をもっと詳しく

タグ

「虚偽」のニュース

「虚偽」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ