岐阜、三浦俊也監督の退任を発表…後任には横山雄次ヘッドコーチが就任

2022年5月6日(金)15時51分 サッカーキング

 FC岐阜は6日、三浦俊也監督の退任および横山雄次ヘッドコーチの監督就任を発表した。

 現在58歳の三浦監督はブランメル仙台(現ベガルタ仙台)、水戸ホーリーホック、大宮アルディージャ、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府でコーチ・監督を歴任してきた。2014年から2016年にかけてはベトナムのA代表とオリンピック代表監督を兼任。2018年〜2019年にはホーチミン・シティFC(ベトナム1部)も指揮した。

 2021年9月から岐阜のチーム統括本部長兼テクニカルダイレクターに就任すると、今季から岐阜の監督に就任。しかし、明治安田生命J3リーグ7試合終了時点で2勝1分け4敗、勝ち点「7」で14位となっていた。

 このような状況を受け、岐阜は三浦監督と双方合意の上、契約を解除することを決定。また、後任として横山雄次ヘッドコーチが監督に就任することを発表した。なお、工藤輝央GKコーチがヘッドコーチに就任し、岩田敦史アカデミーGKコーチがトップチームGKコーチに暫定として就任することも明らかにしている。

 現在52歳の横山氏は大宮アルディージャでトップチームコーチやユース監督を務めた後、ブラウブリッツ秋田の監督、湘南ベルマーレのヘッドコーチ、栃木SCの監督、AC長野パルセイロの監督などを歴任。今年から岐阜のヘッドコーチを務めていた。

 岐阜はクラブ公式サイトを通じ、三浦氏や横山氏、小松裕志代表取締役社長のコメントを以下のように発表している。

■三浦俊也氏
「FC岐阜を応援して頂いている全ての皆様へ。いつもご支援・ご声援をいただきましてありがとうございます。私はチームを離れますが、FC岐阜は今シーズン、これから昇格できると信じております。今後とも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします」

■横山雄次氏
「まず、今の成績についてヘッドコーチの立場として大きな責任を感じております。しかし監督を引き受けたからには、チーム一丸となってJ2昇格という最大の目標を達成するために、強い覚悟をもって全力で取り組みます。FC岐阜に関わる全ての皆様、どうかご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします」

■小松裕志氏
「日頃よりFC岐阜へご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。今シーズンもチームに対して変わらぬ大きな期待、サポートをいただいておりますが、現在リーグ戦7試合を終えて、2勝1分4敗で当初の期待を大きく下回る結果となっており、結果でお応えできていない現状を心よりお詫び申し上げます。このような状況をふまえ、少しでも早いタイミングで修正する必要があると考え、監督交代という苦渋の決断をいたしました」

「三浦さんには昨年9月のチーム統括本部長兼テクニカルダイレクター就任から、今シーズンの監督に至るまで、新型コロナウイルス感染症による影響などでチーム運営が難しい状況の中でも、熱心に指導にあたっていただき、大変感謝しております。また、横山ヘッドコーチにはこの苦しい状況を打破するために監督を引き受けていただいたことに深く感謝するとともに、全力でサポートしていきます」

「これからも今シーズンのチームスローガンである『全員が新化 Let’s fight together for J2!』のもと、選手、スタッフを含めたチームが一体感を持って全力を尽くして戦い、FC岐阜を愛する皆様とJ2昇格という目標を達成できるように邁進してまいります。どうか引き続き熱いサポートをいただきますようよろしくお願い申し上げます」

サッカーキング

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