札幌がFC東京に5発大勝! 浅野雄也が先制点、菅大輝&金子拓郎は2得点

2023年5月6日(土)15時57分 サッカーキング

札幌とFC東京が対戦した [写真]=三浦彩乃

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 明治安田生命J1リーグ第12節が6日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とFC東京が対戦した。

 ゴールデンウィーク3連戦の最終戦。前節ともに黒星を喫したチーム同士の一戦は、序盤からホームの札幌が押し込む展開となる。8分、敵陣でのボール奪取から速攻を展開。小柏剛がドリブルから縦パスを通すと、受けた浅野雄也は完璧なファーストタッチで相手DF2人を剥がす。最後は相手GKヤクブ・スウォビィクとの一対一を制し、左足でゴール右下へと流し込んだ。

 28分、札幌がリードを広げる。右サイドの深い位置に流れたスルーパスを小柏が回収し、ペナルティエリア右からグラウンダークロスを送る。ファーの菅大輝が左足ダイレクトで合わせ、押さえの効いた一撃をゴール右下隅に突き刺した。

 さらに札幌は38分、福森晃斗がペナルティエリアで倒され、山下良美主審のオンフィールドレビューによってPKを獲得。キッカーを務めた金子拓郎はゴール右下へと蹴り込み、点差は3点に広がる。

 FC東京は42分、ペナルティエリア手前でこぼれ球に反応した松木玖生が右足を振ったが、シュートはクロスバーに直撃。アウェイチームは3点ビハインドで折り返し、アルベル監督はハーフタイムで3枚替えを決断する。

 しかし、後半に入っても札幌の勢いは止まらず。50分には4点目を獲得する。敵陣でセカンドボールを回収し、小柏、宮澤裕樹、駒井善成がボックス付近でパスをつないで密集を突破。ペナルティエリア左の菅が駒井からラストパスを受けると、右足でゴール右下へと流し込んだ。

 73分、FC東京が1点を返す。右サイドで松木のパスを受けたアダイウトンはファーストタッチで相手をかわし、ゴール前へグラウンダークロスを供給。飛び込んだ仲川輝人が合わせて押し込んだ。

 反撃を続けるFC東京は81分、左サイドからバングーナガンデ佳史扶が送ったクロスに松木が頭で合わせる。しかし、これもクロスバーに嫌われて得点とはならず。FC東京はその後も攻撃的な姿勢を崩さないが、決定力に欠いて追い上げとはならない。

 そして試合終了間際、札幌がダメ押しの5点目を獲得する。金子がゴール前で冷静さを見せて、カウンターを完結させた。

 試合は札幌の5−1勝利で終了し、札幌は2試合ぶり白星、FC東京は2連敗となった。次節、札幌は13日に敵地で湘南ベルマーレと、FC東京は12日に『国立競技場』で川崎フロンターレと対戦する。

【スコア】
北海道コンサドーレ札幌 5−1 FC東京

【得点者】
1−0 8分 浅野雄也(札幌)
2−0 28分 菅大輝(札幌)
3−0 38分 金子拓郎(札幌)
4−0 50分 菅大輝(札幌)
4−1 72分 仲川輝人(FC東京)
5−1 90+3分 金子拓郎(札幌)

サッカーキング

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