広島が福岡下し2連勝! ピエロス・ソティリウの今季初得点などで逆転勝利

2023年5月7日(日)14時54分 サッカーキング

広島と福岡が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images

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 明治安田生命J1リーグ第12節が7日に行われ、サンフレッチェ広島とアビスパ福岡が対戦した。

 広島は第11節浦和レッズ戦がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の日程都合により延期となり、十分な休養を得て試合に臨む。2023−24シーズンのACLプレーオフ出場権は3度目の同大会制覇を果たした浦和に譲る形となったが、ポジティブに捉えれば国内の戦いに集中できる環境が整った。一方、前節4試合ぶりの勝利を挙げて上位に食らいつく福岡は、今季2度目の連勝を目指して敵地『エディオンスタジアム広島』に乗り込んだ。

 序盤は雨の影響もあってかこう着した状態が続くなか、広島は21分にアクシデントが発生する。11分に小田逸稀の激しいタックルを受けて右ひざを痛めていた満田誠が、ピッチに座り込んで再びプレーを中断。越道草太との交代を余儀なくされ、満田は涙を流しながらピッチを後にした。

 試合の均衡が破れたのは30分、アウェイの福岡が先制する。右サイドから紺野和也がゴールに向かうクロスを供給。ゴール前の山岸祐也が頭で合わせて押し込んだ。

 ビハインドで折り返した広島は、ハーフタイムで2枚替えを敢行。50分に試合を振り出しに戻す。右サイドから越道がピンポイントのアーリークロスを供給。ピエロス・ソティリウがゴール前に飛び込み、ドンピシャのヘディングシュートを突き刺した。

 広島は72分、右サイドでフリーキックを獲得する。キッカーの東俊希がゴールに向かう鋭いボールを送ると、ゴール前で佐々木翔と競り合った相手のオウンゴールを誘い、逆転に成功した。

 89分、広島がロングカウンターを成功させてリードを広げる。川村拓夢が自陣で相手を剥がしてドリブルを開始。敵陣中央まで運んでから一旦エゼキエウに預けると、ペナルティエリア左でリターンパスを受け取る。そして川村は左足でゴール右下へと流し込んだ。

 試合はこのまま終了し、広島は2連勝、福岡は2試合ぶりの黒星となった。次節、広島は13日に敵地でヴィッセル神戸と、福岡は14日にホームでサガン鳥栖と対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 3−1 アビスパ福岡

【得点者】
0−1 30分 山岸祐也(福岡)
1−1 50分 ピエロス・ソティリウ(広島)
2−1 72分 オウンゴール/山岸祐也(広島)
3−1 89分 川村拓夢(広島)

サッカーキング

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