ZERO1 プラズマ爆破デスマッチでりさがウナギに勝利 「最高に楽しかった」
2025年5月7日(水)21時47分 スポーツニッポン
プロレスリングZERO1「川崎伝説2025」は7日、富士通スタジアム川崎で行われた。
メインで女子のかぶき者のウナギ・サヤカが世羅りさと「プラズマ爆破デスマッチ」で対戦した。
ウナギは今回が自身4度目の爆破マッチ。世羅も爆破は経験者している。「(世羅が来年1月に)引退すると聞いて、引退する前にその人の中でウナギ・サヤカがいたということを残したいというのがあった」と今回の対戦が決定。試合も「世羅りさとはまたどこかでやるかもしれないけど、私と最後の大きい場所でやるなら、川崎球場の爆破がいいなと思った」と理由を説明した。
試合は4度目に2人が被弾してから、動き出す。ウナギがプラズマ有刺鉄線バットで起爆装置を押すが、りさが何とか止めて回避。逆にファルコンアロー、ブロックバスターでウナギを追い込む。りさは有刺鉄線バットを持ち、起爆装置を作動させ、ふらふらのウナギに10分55秒、プラズマ有刺鉄線バット&プラズマ有刺鉄線爆破からの片エビ固めで勝利した。午後9時を7分過ぎており、勝者の音楽は流れないことが場内でアナウンス。マイクもなしでリングでは自らの声で「今回プラズマ爆破マッチは世羅りさの誇りになった。ありがとう」とウナギと抱き合い、健闘をたたえ合った。「もう一回はやらないけど、まだ1月までウナギとは絡むことがあると思う。ありがとうございました」と頭を下げてリングを後にした。
バックステージではウナギは「最高だった。でもデスマッチはもやらない」と言えば、りさも「最高に楽しかった。引退まで時間はあるので走り抜けていく」と握手して感謝していた。