再び悲劇の宮市亮、チームメイトの激励メッセージに「とても感動しました」

2018年5月8日(火)6時45分 サッカーキング

ザンクト・パウリに所属する宮市亮 [写真]=Bongarts/Getty Images

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 再び悲劇に見舞われたザンクトパウリのFW宮市亮にチームメイトが励ましのアクションを起こした。7日の地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が伝えている。

 加入後2度目のひざ十字じん帯断裂から復帰に近づいていた宮市は、4月28日にU−23チームの公式戦に先発出場。だが、開始わずか13分に再びひざを負傷し、交代を余儀なくされてた。クラブは、右ひざ前十字じん帯を再断裂した可能性があり、治療のために7日に日本へ帰国することを発表していた。

 ザンクト・パウリは6日、チームの残留がかかったブンデスリーガ2部第33節でビーレフェルトをホームに迎えた。試合開始前に、選手全員が『YNWA 13 宮市亮』と書かれたシャツを着てスタジアムに登場。背番号13の上に書かれたYNWAは「You’ll Never Walk Alone (君はひとりじゃない)」の略語だ。

 試合のメンバーはそのTシャツを着てアップを行い、ベンチに入らなかった選手たちも同じシャツを着て試合を観戦。スタンドで残留を目指すチームを応援した宮市も、クラブのこのアクションに感激したようだ。

 試合後、ピッチ上で勝利と残留決定を祝福した宮市は、「とても感動しました。チームメイトが思いついてくれたアイデアは素晴らしいもので、とても嬉しかったです。また戻ってこれるようにトライします」と話した。

 宮市は日本で内視鏡手術を受けることが決っている。クラブやチームメイトの温かいサポートを胸に再び復帰を目指す。

サッカーキング

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