初代WEリーグ王者はINAC神戸レオネッサ! 2試合ぶり勝利で優勝決定

2022年5月8日(日)15時59分 サッカーキング

INAC神戸レオネッサが初代チャンピオンに [写真]=WE LEAGUE

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 Yogibo WEリーグ第20節が8日に行われ、ノジマステラ神奈川相模原とINAC神戸レオネッサが対戦した。

 4日に行われた第11節延期分のサンフレッチェ広島レジーナ戦で、I神戸は今季初黒星を喫した。勝てば優勝がかかっている一戦だったものの、S広島R戦では栄冠を手中に収めることはできず、今節に持ち越しとなっていた。

 試合の均衡が破れたのは8分。I神戸はGKの山下杏也加が左足でロングフィードを送ると、正確なボールはN相模原DFラインの頭上を超えて背後のスペースへ。抜け出した田中美南は寄せてくる相手DFに体を入れながら左足でシュートを放つと、狙い澄ました一撃がネットに吸い込まれる。勝てば文句なしで優勝を決められるI神戸が、幸先の良いスタートを切った。

 1点リードで折り返した後半、N相模原、I神戸ともにクロスバー直撃のシュートを放った。得点の匂いが増した70分には再びI神戸。ゴール前でこぼれ球を拾った成宮唯の落としから、田中がダイレクトシュートを叩き込む。田中の今季9ゴール目でI神戸が点差を広げた。

 続く72分、再び相手ゴール前でこぼれ球を拾った成宮が、キックフェイントで相手をかわしてから強烈なシュート。左足から放たれた一撃がネットを揺らし、I神戸が勝利を決定づける3点目をマークした。

 試合はこのままタイムアップ。勝利したI神戸が、“初代WEリーグチャンピオン”に輝いた。

 次節は14日に行われ、、N相模原は敵地でAC長野パルセイロ・レディースと、I神戸は国立競技場で三菱重工浦和レッズレディースと対戦する。

【スコア】
ノジマステラ神奈川相模原 0−3 INAC神戸レオネッサ

【得点者】
0−1 8分 田中美南(I神戸)
0−2 70分 田中美南(I神戸)
0−3 72分 成宮唯(I神戸)

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