R&D SPORT 2019スーパーGT第2戦富士 レースレポート

2019年5月9日(木)11時29分 AUTOSPORT web

第2戦富士スピードウェイ
予選順位:11位
決勝順位:28位
Team Ranking:11位
Driver Ranking:9位
RACE REPORT


2019.05.04 – スーパーGT第2戦 富士スピードウェイ・決勝


SUBARU BRZ GT300、28位


 5月4日(土・祝)静岡県小山町の富士スピードウェイでSUPER GT第2戦『FUJI GT 500km Race』が開催されました。毎年恒例のゴールデンウィークの開催ですが、今年は10連休という超大型連休になり、9万人を超える大観衆を集めました。


 SUBARU BRZ GT300は前日に行なわれた予選で11番手となり、上位への巻き返しを狙うレースとなりました。午前中は五月晴れで、絶好のレース観戦日和でしたが、レースがスタートする午後2時過ぎあたりから雲行きが怪しくなり、午後2時30分のローリング開始時刻には雨が降り出しウエットタイヤでのスタートになりました。


 レースはセーフティカー先導のローリングスタートで始まり、3周目にSCがコースアウトしグリーンランプが点灯。スターティングドライバーの井口卓人がステアリングを握ります。井口は開幕戦の岡山では交代前にレースが赤旗中断、終了したため、彼ににとっては実質開幕戦となります。


 序盤はポジションをひとつ落として12番手で展開しますが、13周目に雨量が増えたため赤旗中断されます。しかしその後、天候の回復を待って、ウエット路面のまま午後3時33分に再開されました。再びSCが先導し、19周目にグリーンランプが点灯し再開です。


 SUBARU BRZ GT300は11番手から14番手あたりの順位で周回していきますが、33周目あたりから各チームのピットインが始まり、BRZ GT300も38周目にピットインし、山内英輝に代わります。この時タイヤをスリックへ交換します。コースへは16番手で復帰しますが、各チームのピットインが落ち着いた時には順位を10番手にまで上げています。


 その後も順調に周回を重ね、50周目には9番手、52周目に8番手、そして56周目には7番手まで順位を上げます。しかしその後6周程度、ラップタイムが落ちてしまいますが、順位は7番手をキープし、72周目に2回目のピットインを行います。


 ドライバーは再び井口卓人です。ピットインによりポジションを3つ落とし、10番手で復帰します。井口は残りの周回数でひとつでも順位を上げるため、追い上げ体制に入ります。が、その矢先、77周目のストレートエンドで、前のマシンのイン側に入ろうとした瞬間、突然エンジンが重くなり、白煙を吹き上げてしまいました。井口はやむなく1コーナーのアウトへマシンを止め、そのままマシンを降りました。しかし、レース後、BRZ GT300は優勝車両の総周回数に対して70%以上を走行していたため、28位完走扱いとなりました。


渋谷総監督


「応援していただいたファンのみなさまには大変申し訳なく思います。マシンはパワートレイン系のトラブルだと思いますが、3週間後には鈴鹿で第3戦があります。それまでにしっかり原因を突き止め、対策をして、相性のいい鈴鹿を雪辱戦にしたいと思います」


 次戦は5月25日(土)、26日(日)三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで300kmレースが開催されます。開幕戦を4位でスタートした幸先のいい今シーズンですから、次回、得意とする鈴鹿ではぜひ優勝を期待したいものです。声援は力になります、ぜひ、SUBARU BRZ GT300の応援をよろしくお願いします。

SUBARU BRZ R&D SPORT
(井口卓人/山内英輝)
SUBARU BRZ R&D SPORT
(井口卓人/山内英輝)
SUBARU BRZ R&D SPORT
(井口卓人/山内英輝)
SUBARU BRZ R&D SPORT
(井口卓人/山内英輝)


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