”マドリード・ダービー”はアトレティコに軍配! 王者レアルを完封しトップ4に向けて弾み

2022年5月9日(月)10時32分 サッカーキング

ダービーに勝利したアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第35節が8日に行われ、アトレティコ・マドリードとレアル・マドリードが対戦した。

 すでにラ・リーガ優勝を決めているレアルは、FWカリム・ベンゼマやMFルカ・モドリッチ、GKティボー・クルトワなどの主力を温存。対するアトレティコは0−2で敗れた前節アスレティック・ビルバオ戦からスタメンを5人入れ替えて臨んだ。なお、試合前に注目が集まっていたピッチ上に選手が花道を作って優勝チームを出迎える“ガード・オブ・オナー”(パシージョ)は実施されなかった。

 序盤から主導権を握ったのはホームのアトレティコ。強度の高いプレスでボールを回収しアンヘル・コレアやヤニック・カラスコにチャンスが訪れるが決め切ることができない。

 36分、中盤でボールをカットしたマルコス・ジョレンテのスルーパスにマテウス・クーニャが抜け出すと、ペナルティエリア内でレアルDFヘスス・バジェホと交錯。一度はプレーが流されたものの、オンフィールドレビューの結果アトレティコにPKが与えられた。これをカラスコが冷静に決め、アトレティコが先制する。

 後半はレアルがボールを保持し、アトレティコがカウンターを狙うオープンな展開に。アトレティコは63分にクーニャ、77分にカラスコが決定機を迎えるが決め切ることができない。その後レアルも反撃を見せるがアトレティコのGKヤン・オブラクが攻守を連発。試合はこのまま1−0で終了し、アトレティコが勝利を飾った。

 勝利したアトレティコは5位ベティスとの勝ち点差を「5」に広げ、トップ4確保に向けて大きな勝利となった。一方敗れたレアルはリーグ戦の連勝が「5」でストップしている。次節、アトレティコは11日にアウェイでエルチェと、レアルは12日にホームでレバンテと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 1−0 レアル・マドリード

【得点者】
1−0 40分 ヤニック・カラスコ(アトレティコ・マドリード)

サッカーキング

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