横浜FM西野努SD、キスノーボ新監督へ「チームの空気を変えて欲しい」…最下位の現状には「危機感」「5月の6連戦は山場」

2025年5月9日(金)16時56分 スポーツ報知

取材に応じる横浜M・西野努スポーティングダイレクター

 J1横浜FMの西野努スポーティングダイレクター(SD)が9日、横須賀市内で取材に応じ、ヘッドコーチから昇格したキスノーボ新監督について言及した。

 4月18日にホーランド前監督が解任されて以降は暫定で指揮を執っていたが、5日から正式に監督就任が決定。現在チームはリーグ戦3連敗&7戦未勝利で開幕12試合でわずか1勝(5分け6敗)。西野SDは「結果としてリーグの20位(最下位)にいるのは厳然たる事実で危機感を持っています。チームの状況も結果的に守備的になっていて、能力がある選手がいっぱいいるのに、選手たちが躍動しないというのがあり、その中で勝ち星を拾えない、自信を失っている、空気が悪くなっている。負のサイクルに入っていたことがありました」と、今までの戦いを振り返る。

 そうした中、キスノーボ新監督には「まず空気を変えること、チームの空気を変えて欲しい、チームに自信をもたらせて欲しい」と要求しているという。そして、「危機的な状況なので目の前の勝ち点を取りに行くという非常に難しい注文をしているのが事実。難しいチャレンジを本人が引き受けてくれているので、チームの空気もトレーニングの中では見るからに変わっていますし、そういう意味では非常に期待が持てる状況になっている」と、ACLEでの敗退を経てリーグ再開初戦となるC大阪戦から反転攻勢につなげていきたい思いを示した。

 C大阪戦の後は、柏(14日)、京都(17日)、神戸(21日)、鹿島(25日)と中3日以内で上位陣とのホームでの連戦が予定されており、31日の町田戦までの代表ウィークで中断に入るまでの6連戦を「山場だと思っている」と強調。「ここでどういうパフォーマンスをして、どれだけ勝ち点を積めるか。少なくとも勝率5割、6試合中3勝、出来ればホーム4試合全勝したいというのが目標。ホームゲームが4試合あるので、たくさんの方にこういう時期だからこそチームをスタジアムで後押しして欲しいなと思っています」と、具体的な目安の数字を提示。新体制で最下位からの浮上を図る。

スポーツ報知

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