【MLB】「ストライクを投げろ」ダルビッシュ再生案を米メディアが提案、オープナーも?

5月10日(金)21時17分 フルカウント

10日のマーリンズ戦で4回を投げて6つの四球を与えたダルビッシュ

■カブス 4-1 マーリンズ(日本時間10日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地マーリンズ戦で4回1安打7奪三振6四球と制球難に苦しみ、3勝目はならなかった。わずか1安打1失点に抑えながらも、6個の四球を与え、4回までに97球と球数が増えて5回を投げきれなかった。

 地元ファンからもブーイングを浴びることとなった日本人右腕。ここまで苦しい投球が続いており、その改善策として地元紙「シカゴ・トリビューン」は、リリーフが先発マウンドに上がる「オープナー」の導入など3つのプランを提言している。

 「シカゴ・トリビューン」は「カブスはユウ・ダルビッシュを軌道修正するためにクリエイティブなことに挑戦すべきかもしれない」とする特集を掲載。記事では「これまでのところ、カブスはダルビッシュの貢献なしに、うまく戦っている。彼らは過去24試合で19勝し、週末、リグレーでのブルワーズとの対決に突入する。そして、ローテーションの他の投手は抑えている」と指摘した。

 カブスの先発陣はダルビッシュ以外は、順調なパフォーマンスを発揮。これに加えて、「もしも、このベテラン投手が自分のピッチングをするなら、彼らがどこまで素晴らしいことになるのか想像してほしい」とダルビッシュが復調するなら、カブスにとっては鬼に金棒となるという。

 特集では復活を待望しながらも、重大な問題を指摘している。防御率は5.40と改善を示しているが、今季36回2/3で33四球を出している事実に加え「これは9イニング当たり8.1四球で、メジャー先発最悪の数字」と制球難を指摘している。

3つの案を提示、ローテ落ち、1度先発を飛ばす、オープナー導入

 コントロールの定まらないダルビッシュの再生案について、記事では様々な提案をしている。まずは先発ローテーションから外れること。「モンゴメリーと立場を入れ替えることかもしれない。彼は故障者リストから復帰し、木曜日に71球の投球を見せる前に、3Aアイオワの最後の試合で先発して6回1安打の投球を見せている。モンゴメリーはすでに先発として成長できることを何度も何度も証明している」とし、この日の2番手で5回3安打2四球無失点で勝利投手となった左腕マイク・モンゴメリーとローテを入れ替えることを提言した。

 だが、記事では、昨季大物FAとして6年契約を結び、2023年まで9500万ドル(105億円)の年俸総額を残していることから「それはダルビッシュには起こらないだろう」とも分析。被打率は.227と抑えており「彼を打つのは、間違いなく困難」とも指摘している。

 第2のプランはダルビッシュの登板日1試合を飛ばすことと提案したが、ジョー・マドン監督はこれを否定。記事内では指揮官の「正直、そうするとは思わない。とにかく投げ続けてもらう。彼は7人三振で抑えているんだよ、わかるか? ということはフィジカル的にはいいんだ。それがもちろん、彼のフラストレーションでもあるんだけれど。とにかく努力を続けるしかない」とするコメントを伝えている。

 そこで浮上する第3のプランは、昨季躍進したレイズが開発したリリーフ投手が短いイニングで先発する「オープナー制」のダルビッシュ限定導入だという。「これはダルビッシュに機能するかもしれない。彼は3回から8回まで投げることができる」と分析。ブルペン投手に先発投手を立てて、2番手としてダルビッシュを投入する作戦を提言している。

「全く複雑なことじゃないんだ。もっとストライクを投げろ、ユウ」と、米メディアから異例の檄を浴びたダルビッシュ。ローテ陥落か、先発試合スキップか、オープナーで2番手か——。ダルビッシュは本来の輝きを取り戻すことができるだろうか。(Full-Count編集部)

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