ギレルメに計7試合の出場停止処分…磐田が声明「弁解の余地のない行為」

2018年5月10日(木)17時49分 サッカーキング

横浜FM戦での行為について処分を科されたギレルメ [写真]=Getty Images

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 ジュビロ磐田は10日、公式HPにて「ギレルメ選手の行為に関するお詫びと処分について」と題した声明を発表した。

 Jリーグは10日、今月2日に行われた明治安田生命J1リーグ第12節の横浜F・マリノス戦にてギレルメが選手やスタッフに乱暴行為をした件について、6試合の出場停止処分を追加することを規律委員会にて決定したと発表した。

 処分発表を受け、磐田は「横浜F・マリノス喜田選手、クラブスタッフの方、そして横浜F・マリノスの関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様に対しまして、全く弁解の余地のない行為であり、非常に重大な事と認識し、心より深くお詫び申し上げます」と公式HPに記している。

 そして、株式会社ジュビロの代表取締役社長を務める木村稔氏の署名入りで、以下のように記されている。

「あらためまして、横浜F・マリノスに関わる全ての皆様、Jリーグを支えて下さっている皆様、ジュビロ磐田を日頃より応援していただいている皆様に、非常に重大なご迷惑をおかけしました事、並びに不快な思いをさせてしまいました事を深くお詫び申し上げます。
二度とこのような事態が発生しないよう、『リスペクト精神』『フェアプレー精神』を遵守すべく、全選手・スタッフに対し指導を徹底し、クラブ一丸となり再発防止に取り組んで参る所存でございます。誠に申し訳ございませんでした」

 Jリーグはギレルメの行為と処分理由について、以下のように説明している。

「2018年5月2日(水)2018明治安田生命J1リーグ 第12節(横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田)の試合においてギレルメ選手は主審より1試合2枚の警告による退場を命じられた。その際、近くにいた横浜F・マリノス喜田拓也選手に対して、一方的に詰め寄り大腿部を蹴りつけ、その後、自チームの選手に誘導されピッチを出たところで、横浜F・マリノスのスタッフに対しても一方的に詰め寄り乱暴にひじ打ちを行ったとマッチコミッショナー及び主審より報告があった。Jリーグ規律委員会にて同行為について映像を用いて確認・検証し、ギレルメ選手にも事実関係を確認した」

「上記の事実関係の確認を踏まえ、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、各行為がいずれも『選手等に対する暴行・脅迫及び一般大衆に対する挑発行為』に相当すると判断し、6試合の出場停止処分とする」

 警告2枚による退場処分により、ギレルメは今月5日に行われた明治安田生命J1リーグ第13節の柏レイソル戦で出場停止処分を受けている。今回の処分はさらに6試合の出場停止を科すもので、対象試合は以下のとおりとなる。

▼ギレルメの出場停止対象試合

第14節(5月12日)ヴィッセル神戸戦
第15節(5月19日)湘南ベルマーレ戦
第16節(7月18日)鹿島アントラーズ戦
第17節(7月22日)北海道コンサドーレ札幌戦
第18節(7月28日)サガン鳥栖戦
第19節(8月1日)ガンバ大阪戦

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