大ケガ乗り越え…スピナッツォーラが約10カ月ぶりの出場に万感「夢見ていた瞬間」

2022年5月10日(火)13時37分 サッカーキング

大ケガから復帰したスピナッツォーラ [写真]=Getty Images

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 ローマのイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが9日に行われたセリエA第36節フィオレンティーナ戦で、大ケガを乗り越えて約10カ月ぶりに復帰した胸中を明かした。同日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が伝えている。

 セリエA第35節終了時点で勝ち点「59」の5位ローマは、9日に行われた第36節で勝ち点「56」の7位につけるフィオレンティーナと対戦した。ヨーロッパリーグ(EL)出場権を巡る直接対決に臨んだローマだったが、5分と11分に失点。試合はこのまま0−2で終了し、同節に勝利したラツィオに抜かれて6位に転落した。

 昨夏に行われたEURO2020に臨むイタリア代表メンバー入りを果たしたスピナッツォーラだったが、準々決勝ベルギー代表戦でアキレス腱を断裂。一部メディアでは今シーズン中の復帰も難しいと伝えられていたが、驚異の回復力を見せたスピナッツォーラは「1カ月ほど前から調子が良く、練習場では安心していたし、ピッチに戻るのが待ちきれなかった。今の僕にとってピッチ上の1分1秒が重要なんだ」と告白。また「この10カ月間、夢見ていた瞬間が来たと思ったんだ。幸せな気分。正直なところ、チームのみんなと一緒に練習に参加できたことが一番の幸せだった。選手としてもっと良くなれると思うし、前よりもっと強くなれると思う」と途中出場した際の、万感の思いを口にした。

 さらに、25日に行われるヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝戦フェイエノールト戦について、スピナッツォーラは「ローマのため、ファンのため、そして自分のためにも、決勝トーナメントに進むことを望んでいた。ただ、決勝でプレーすることを夢見て、また自分らしさを取り戻し、チームに貢献できるようにすることが大切」と胸中を明かしている。

サッカーキング

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