決勝12号の大谷翔平「コンタクトすることだけを考えて」 9回の猛攻は「相手にとっても驚異的」
2025年5月10日(土)14時15分 スポーツニッポン
◇ナ・リーグ ドジャース14—11ダイヤモンドバックス(2025年5月9日 フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場。9回に決勝の12号3ランを放つなど6打数3安打4打点の大暴れでチームの逆転勝利に貢献した。
8—11の9回、4連打で同点としなおも1死一、二塁から代わったばかりのトンプソンのスプリットを捉え、右中間へ勝ち越しの12号3ラン。打った瞬間に本塁打を確信し、バットを放り投げてバンザイ。ゆっくりと一塁に歩を進め、ベンチも敵地スタンドも大興奮した。
大谷は試合後のインタビューで胸を張った。
——すごい試合展開だった
「なかなかあるような展開じゃなかったけど、最後まで粘り強く、みんな諦めずに後ろにつないで。最後、ああいう形で自分が決めたけど、追いつく過程が素晴らしかった」
——9回を振り返って
「こういう攻撃ができると最後まで諦めない気持ちが出てくるし、相手にとっても驚異的ではないかなと思うので、本当に素晴らしい最終回だった」
——どういう気持ちで打席に
「動き的にも珍しいというかボールの動きも独特で、素晴らしい投手なので、なんとかコンタクトすること心がけて。最終的にああいう形になったけど、コンタクトすることだけを考えていった」