元G大阪・中村敬斗にセリエA優勝ナポリ接触?鎌田大地とともに獲得候補に

2023年5月11日(木)5時50分 FOOTBALL TRIBE

中村敬斗 写真:Getty Images

 かつてガンバ大阪でプレーしていた日本代表FW中村敬斗は、今季終了後にMF鎌田大地の後釜としてオーストリア1部LASKリンツからブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルトへ移籍することがほぼ確実と報じられている。しかし、セリエA(イタリア1部)優勝クラブのナポリも同選手の獲得を狙っている可能性があるようだ。


 中村はMF三笘薫所属ブライトンやMF久保建英擁するレアル・ソシエダ、リバプールなど複数クラブからの関心が伝えられる中、英メディア『スカイスポーツ』オーストリア版が今月はじめに「フランクフルトがすでに中村の獲得を決めている」と報道。移籍金500万ユーロ(約7億5000万円)での獲得が濃厚とみられている。


 そんな中、ナポリの専門サイト『AreaNapoli』は「中村は今年1月の移籍期間中にセリエAのクラブからオファーを受けている。ナポリはこの日本代表選手の代理人からアプローチされたクラブのひとつと言われている」とリポート。リンツでの活躍ぶりを紹介した上で「22歳という年齢と600万ユーロ(約8億8000万円)の市場価値も相まって、将来性という観点で魅力的な選手」と評している。


 また同選手獲得の可能性については「年俸が安いので、イタリアのクラブでも現在リンツで受け取っている以上の金額を提示しても問題はない」と主張した一方で、「イタリアとオーストリアのサッカーはまったく異なる。彼がイタリアで成功することに、誰が本当に賭けようとするのかまだ分からない」と、セリエAのプレースタイルに適応する可能性という点で不安材料も強調した。


 中村は2021年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。2021/22シーズン途中から出場機会を確保すると、今季はオーストリア1部リーグ戦で27試合に出場して13ゴール7アシストをマーク。攻撃陣の主力選手としてチームをけん引しているほか、今年3月には日本代表デビューも飾っている。


 なおナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、今季終了後の補強計画について「アメリカ人、韓国人、日本人選手を探している」と日本人選手獲得の可能性に言及。ナポリの専門サイト『カルチョ・ナポリ』は、ナポリがフランクフルト所属MF鎌田大地、レアル・ソシエダ所属MF久保建英、SCフライブルク所属MF堂安律を獲得候補にあげたと報じている。


 さらにイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ナポリが韓国代表DFキム・ミンジェの後釜としてボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉、VfBシュツットガルト所属DF伊藤洋輝をリストアップしたと伝えている。

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