キール町野 鮮やか先制アシストも...フライブルク堂安との日本人対決敗れ2部降格決定

2025年5月11日(日)0時34分 スポーツニッポン

 ◇ドイツ1部第33節 キール1ー2フライブルク(2025年5月10日 キール)

 キールFW町野修斗(25)が10日、本拠フライブルク戦に先発出場。MF堂安律(26)との注目の日本人対決が実現した一戦で前半24分に先制ゴールをアシストするなど躍動したが、チームは1ー2と逆転負け。17位以下が確定し、残り1試合を残して2部降格となった。一方、勝ったフライブルクは4位を死守し、クラブ史上初の欧州CL出場権獲得へ王手をかけた。

 町野は前節アウクスブルク戦でPKから先制ゴールを決めるも、前半35分に相手選手との接触プレーで左足首を負傷。そのまま負傷交代となり状態が心配されたが、クラブは「足首の構造的損傷は確認されていない」と検査結果を発表。ラップ監督も「すべてが順調に進めば、週末には間に合うだろう」とコメント。無事に11試合連続のスタメン出場を飾り、堂安との注目の日本人対決が実現した。

 試合は前半24分、カウンターから町野が自陣でボールを受けると左サイドへと持ち出し、囲まれた2人の間を緩急を使ったドリブルで切り裂き絶妙なスルーパス。これをDFローゼンブームが右足ダイレクトシュートで押し込み先制ゴール。同36分には相手のヘディングシュートをカバーに入っていた町野がライン上ギリギリでクリア。攻守で躍動し、本拠サポーターを沸かせた。

 しかし前半アディショナルタイム、自陣右サイドからのロングスローをGKデーネがキャッチできず。こぼれ球をMFマンザンビに決められ失点。後半13分にも失点し、1ー2と逆転され敗戦。さらに他会場の16位ハイデンハイムが勝利したため、キールの17位以下が確定。わずか1シーズンでの2部降格が決まった。

スポーツニッポン

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