イヤらしい! 菅野智之に“打者が苦悶”「エグすぎる」 鬼の“魔球攻め”… 中途半端スイングで“無念の空振り三振”「巨人に戻ってきて」

2025年5月12日(月)22時0分 ABEMA TIMES

【MLB】エンゼルス1−4オリオールズ(5月9日・日本時間5月10日)          

【映像】菅野の“魔球”に打者が憮然とした表情

5月9日(日本時間5月10日)に行われたロサンゼルス・エンゼルス対ボルティモア・オリオールズの一戦で、オリオールズ・菅野智之がスプリットで奪ったベテランならではの“奪三振シーン”が話題となっている。

3-0、オリオールズ3点のリードの3回裏・エンゼルスの攻撃、1死一塁の場面で打席に立った9番のカイレン・パリスに対して菅野は、初球、真ん中高めいっぱい、149km/hののシンカーで空振りを誘ってストライクを先行させると、2球目は外角低めのボールゾーンへと投じた142km/hのカットボールで誘いにかかることに。パリスはこれを見送ってカウント1-1に。続く3球目、真ん中低めのボールゾーンへとストンと沈む139km/hのスプリットに、パリスは手を出し空振りに。これで早々にパリスをカウント1-2と追い込むこととなった。

ここで菅野は、再度、2球目とほぼ同じ外角低めのコースへ、今度は136km/hのスライダーで誘いにかかるも、パリスもこれをよく見極めて2-2に。すると勝負の5球目、菅野は外角低めのボールゾーンへと落とす139km/hのスプリットを投じることに。これが3球目と同様、面白いようにストンと落ちたことから、パリスは懸命にバットを止めようとするもかなわず、空振り三振に。判定に憮然とした表情でベンチへと下がっていった。下位打線とはいえ、迂闊に走者をためるとリスクが高い場面で、菅野はキッチリと三振を奪い、流れを絶つこととなった。
こうした菅野のベテランらしい奪三振シーンにファンからは「イヤらしい」「絶妙すぎるスプリット」「エグすぎる」「スプリット振るか確かめてから奪いに行くのがいいよね」「相手の狙い球を探りながら巧妙に三振を奪う」「日本式投球術」「データ主義者にはわからん投球」「試合を作れるピッチャー」「巨人に戻ってきて」といった絶賛の声を中心に様々な反響が巻き起こることに。

菅野といえば、先日、奪三振率の低さを根拠に、現地メディアから理不尽ともいえる酷評を受けたものの、直後“三振が奪える”ということを無言で証明するかのように、4月28日のヤンキース戦では5回8奪三振の無失点好投を見せ、その後もじわりじわりと奪三振率を上げることに。とはいえ、今季の菅野は、「意味のある場面、相手からとる」という投球。外野の喧騒を気にせずに、自分なりの方程式に沿った投球を見せてくれることに期待したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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