阪神24歳左腕は「本当にルーキー?」与四球の少なさも話題「ずっとローテーションにいてほしい」
2025年5月12日(月)12時37分 ココカラネクスト

伊原は2勝目を飾った(C)産経新聞社
阪神は11日の中日戦(甲子園)に1−0と勝利。ドラフト1位ルーキー左腕、伊原陵人の好投も光った。
伊原の初回は三者凡退でスタートすると、2回に田中幹也に二塁打を浴びるものの、5回まで散発2安打、5回終了時でわずか52球と少ない球数でリズム良く試合を進めた。
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そんなルーキーを打線も援護する。初回二死一塁の好機に好調、佐藤輝明が右翼フェンス直撃の二塁適時打をマーク。これが決勝点となった。
伊原は6回二死一、三塁のピンチを招き、交代。その後を湯浅京己、及川雅貴、石井大智、岩崎優と鉄壁のリリーフ陣が守りぬき、投手力の象徴ともされる「1−0」の完封勝利を飾った。
伊原は6回途中を投げ4安打無失点、無四球でプロ2勝目をマーク。開幕はリリーフで迎え、先発転向となってからも安定したパフォーマンスを示している。
今季ここまで救援も含め、10登板、防御率1.44も立派だが、特筆すべきは与四球の少なさにもある。31.1回を投げ、与えた四球はわずか「6」とゲームの主導権を渡さないことが快進撃につながっている。
ファンの間からも伊原の好投には「マウンド度胸が良い」「本当にルーキー?」「ここまで素晴らしいとは思わなかった」「ローテーションを守ってほしい」など称賛の声が多く集まっている。
藤川球児監督も「背番号ぐらい勝ってほしい」と期待を寄せる、日曜日の男の引き続きの快投を期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]