【MLB】大谷翔平「野球もいいけど、普通に来たい」ベーブ・ルース生誕の地で2安打1得点1打点

5月12日(日)11時43分 フルカウント

ルースの生まれ故郷ボルティモアで5打数2安打1打点「無駄な打席なく確実に進んでいる」

■エンゼルス 7-2 オリオールズ(日本時間12日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手が11日(日本時間12日)、ベーブ・ルース生誕の地ボルティモアで躍動した。敵地・オリオールズ戦で「3番・指名打者」で5戦連続フル出場。6回の第3打席で11打席ぶり安打となる左前打を放ち、同1死満塁からカルフーンの中前打で今季初得点をマーク。9回の第5打席では右前適時打を放ち、5打数2安打、1打点1得点。2試合ぶり今季2度目のマルチ安打をマークし、チームは7-2で3連勝を飾った。

 ベーブ・ルースの生まれ故郷で復活の狼煙を上げた。3-2で迎えた6回先頭、1ストライク。2番手右腕イノーアの149.6キロ直球をライナーで左前へ。打者一巡3点の攻撃を呼び込むと、9回1死二塁では4番手右腕ヤカボニスの低めに落ちるチェンジアップを捉える右前適時打でダメ押した。

「最初の打席から感じは良かった。5打席立って、各打席良かったと思います。来た球をしっかり打ちたいなと思っていた。いい時はああいうのに反応できたりとか、ファウルにしないでヒットゾーンに飛ばすことができる。いい傾向かなと思います。1打席目からこの打席まで流れがあってきているので、相手がいることなので配球も変わってくれば、自分の取り組みも変わってくる。無駄な打席なく確実に進んでいる感覚はあります」

 5打数で2試合ぶり今季2度目のマルチ安打だったが、初回1死一塁では打球速度107.4マイル(約171.8キロ)の中直。打率はまだ.190だが、数字以上に復活を予感させる内容だった。

野球一筋の24歳「街は出ていないので分からないですけど、ホテルは凄い綺麗」

 復調のきっかけは1つのフライだった。前日10日の9回1死の第5打席で左飛。今季初めてのフライアウトは本塁打性の打球角度だった。「初めてフライアウト打って、いい感じの打席だった。アウトにはなりましたけど、僕の中では今日に繋がるアウトだった。今日の1打席目から継続して、そういう雰囲気を出せたのは良かった」。日米の報道陣の取材対応後は早歩きでロッカールーム内へ。映像で自身の打撃を何度もチェックした。

「今日の打席もあと1ミリ下(でボールを捉えた)とかだったらフェンス越えてたりとか、1ミリ右だったら(野手の)間を抜けたりとかそういう微妙な中でやっている。いい打ち方をしていたらフライが打てる。それが昨日の最後の打席はできた。その感覚を打席で出していければ、今日のような角度のついた打球、もうちょっと角度のついた打球がどんどん出てくる」。復帰初本塁打も決して遠くはなさそうだ。

 昨年は右肘内側側副靭帯の損傷のためボルティモア遠征に帯同できず。「神話の中の人物」と崇める元祖・二刀流ベーブ・ルースの生誕地は、この遠征が初見参だった。ド派手で不摂生だった“本家”とは違い、野球一筋の24歳。「街は出ていないので分からないですけど、ホテルは凄い綺麗で(笑)。過ごしやすいなと思います」と大谷らしいコメントで報道陣の笑いを誘った。それでも、オ軍本拠地から徒歩10分圏内にベーブ・ルース記念館があるなど街全体の野球熱は高い。「野球もいいですけど、本来なら普通に来たい。野球をやっているので、(野球が)できるのは幸せだなと思いますけど、普通に来たいなという感じもあります」と素直な思いを打ち明けた。

 11日のオリオールズ先発は左腕ミーンズ。チームは9連戦中。5戦連続フル出場となった大谷は今季初のベンチスタートとなる可能性がある。「多少甘くきても手が出せなかったり、タイミングがあってなかったり、ファウルになってたところがあった。比較的振りにいった球に対しては反応、捉え方はちょっとずつ良くなってきています」。今季初アーチが代打弾であっても決して驚くことはなさそうだ。(Full-Count編集部)

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